本日の献立/2月26日(水)

画像1 画像1
献立名 ・まぐろの甘辛焼き
    ・豚汁
    ・茎わかめのつくだ煮
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 748kcal、たんぱく質 34.0g、脂質 14.0g

☆茎わかめ☆
 ワカメは、日本近海で自生する海藻類の仲間で、その利用はかなり古く、1万年以上前の貝塚(古代人が食べ捨てた貝殻などが堆積してできた遺跡)からも発見されています。「大宝律令(たいほうりつりょう/701年)」では、「海藻(にぎめ)」の名で貢納品とされていました。その他「万葉集(759年)」や「延喜式(えんぎしき/927年)」にもその名が登場します。
 低潮線から5mくらいの深さに生え、春から初夏にかけて、1〜2mくらいの大きさになります。全国各地でとれ、さまざまな加工が施され、日常の食品として欠かせないものになっています。1953年には宮城県で、大槻洋四郎氏により、初めて養殖がおこなわれるようになり、1970年ごろには、養殖生産が天然生産を上回りました。
 茎わかめというのは、わかめの中央を通る太くてかたいい芯のような部分で、一般には茎と表現されていますが、植物のように水分や養分が通る管ではなく、中肋(ちゅうろく)または中芯などと呼ばれている部分です。コリコリとした歯触りが良いのが特徴で、あえものやつくだ煮、漬物などに利用されます。
 今日の給食では、手づくりのつくだ煮として給食室で調理しています。

本日の献立/2月25日(火)

画像1 画像1
献立名 ・牛肉のデミグラスソース煮
    ・コーンスープ
    ・かぼちゃのプリン
    ・黒糖パン、牛乳
栄養価 エネルギー 824kcal、たんぱく質 31.4g、脂質 26.8g

☆牛乳☆
 牛乳は日本の食事と分けて考えられがちですが、日本での飲用の歴史はかなり古く、飛鳥時代である645年、百済から帰化した智聡(ちそう)の子である善那(ぜんな)が、孝徳(こうとく)天皇に牛乳を献上したのがはじまりとされています。しかし当時は、皇族や貴族の利用に限られており、さらに仏教の影響により次第に利用されなくなりました。
 江戸時代に入り、1727年に徳川8代将軍吉宗が白牛の飼育を始め、浪士組(のちの新撰組)の結成と同年の1863年には前田留吉が牛乳の販売を始めました。以来、一般の人々の間にも牛乳の飲用がはじまり、明治になると西洋文化の導入とともにその利用もさらに広がりました。第二次世界大戦後は、ユニセフから寄贈された脱脂粉乳を利用して学校給食が再開されるなど、日本の食生活の改善に大きな役割を果たしてきました。
 牛乳には不足しがちなカルシウムをはじめ、たんぱく質や脂質、糖質、ビタミン類などを多く含んでおり、特にカルシウムは他の食品に比べて吸収率の高いことが特徴となっています。
 学校給食では学校給食法の施行規則によって、毎回提供することになっています。

本日の献立/2月21日(金)

画像1 画像1
献立名 ・ポークカレーライス
    ・チキンレバーカツ
    ・きゅうりとコーンのサラダ
    ・いちご
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 973kcal、たんぱく質 33.5g、脂質 29.9g

☆いちご(苺)☆
 イチゴは、バラ科の植物で園芸学の上では、スイカやメロンのように野菜として分類されていますが、栄養学の上では、甘さやその特性による食べ方などによって、果実類として分類されています。また、その果実を食べていると考えがちですが、赤くて甘い部分は果実ではなく「花托(かたく)」と呼ばれる部分で、本来の果実は小さなつぶつぶの部分となります。
 1960年代までは、5〜6月ごろの春から初夏にかけてが旬の食品でしたが、今では食生活の変化とハウス栽培の普及や品種改良によって収穫時期にも変化が起こり、クリスマスに合わせての栽培もおこなわれることから12〜5月に収穫が集中し、とくに3〜4月にピークを迎えるようになりました。
 栄養面では、ビタミンC、カリウム、食物繊維、葉酸が多くに含まれています。とくにビタミンCが豊富で10個程度食べると1日分の必要量がとれるほどです。

※来週、2/25(火)〜27(木)は、学年末テストのため1・2年生の給食はありません。

1年 歯と口の健康教室

学校歯科医、歯科衛生士の先生に指導していただきました。
画像1 画像1

本日の献立/2月20日(木)

画像1 画像1
献立名 ・豚肉とごぼうの煮もの
    ・なにわうどん(とろろ昆布)
    ・プチトマト
    ・食パン、ブルーベリージャム、牛乳
栄養価 エネルギー 820kcal、たんぱく質 32.9g、脂質 20.9g

☆とろろ昆布☆
 とろろ昆布は、おぼろ昆布とともに昆布を加工した食品で、マコンブや利尻コンブなどを酢につけてやわらかくして薄く削ったものです。その発祥は江戸時代にさかのぼり、当時は北海道でとれた昆布を各地に運んでいましたが、その際、昆布の中心部にカビが発生することがよくありました。そのままでは商品とならないため、カビのない表面だけを薄く削って商品としたものが、おぼろ昆布のはじまりとなりました。これがもととなり、カビの生えていない昆布を重ねて圧縮し、これを表面ではなく、側面から削ることでさらにふんわりとしたとろろ昆布ができました。その後カビを防止する技術もでき、おぼろ昆布をけずったあとの中心部分は、大阪の寿司屋によってバッテラの材料となり、白板昆布として利用されるようになりました。
 今日の給食では、袋入りのとろろ昆布を各自でうどんの上にのせて食べてもらうようにしています。

文字: 大きく | 小さく | 標準 配色: 通常 | 白地 | 黒地
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29