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4月28日は、 平野中学校創立記念日

 4月28日(月)は第67回目の創立記念日です。
 創立記念の日に、平野中学校の歴史を振り返り、伝統の重みを感じることで、新たな伝統を作り出す力にしたいと思います。
【平野中学校の歴史】〜平成23年度平野中だより第4号より抜粋〜
 本校は、戦後まもない昭和22(1947)年4月、「東住吉第二中学校」として、誕生しました。平野区は、昭和49(1974)年に東住吉区から分かれてできた、比較的新しい区であり、昭和22年当時、東住吉区の中で2番目にできたという意味で付けられた校名でした。
 開校当初は、校舎がなく、平野小学校を本校にして授業を行っていました。昭和22年4月2日、第1回目の入学式が平野小で行われました。その後、昭和24(1949)年5月1日に、校名を第二中から平野中学校と改名しました。そして、その年の7月7日、今のこの地に新校舎が完成し、3学年の生徒が移ってきました。新校舎は4棟あり、すべて木造でした。このころの学校の周辺は一面に田と畑ばかりで、家はほとんどなく、雨の日は泥まみれになって通学して、雨が降ったら一週間は運動場が使いものにならないため、大和川から砂を運んで埋めていたという状態だったそうです。
 また、「自主 責任 協力 勤労 健康」を校訓に、地域とともに人権を守り平和を愛する学校を作ろうとがんばられた先人たちの精神は、今も強く息づいています。この間、周囲の開発が進むとともに、校舎もどんどん鉄筋化が進みました。現存する1、2、4号館、体育館も昭和44〜51(1969〜76)年に相次いで完成しています。
 昭和53(1978)年4月には、平野北中学校が分離独立しました。また、昭和63(1988)年には市内でもいち早く標準服をブレザーに変更したり、全市に先駆けてパソコン教室(平成2(1990)年)やLL教室、和室(平成7(1995)年)、エレベータ(平成12(2000)年)が設置されたりと、先進の設備を誇ってきました。
 昭和37(1962)年には卒業生を764名も出すマンモス校でもあった平野中学校も(この時の全校生徒数は推定2031名)、少子化の影響で、今年度は、全校生徒数は546名という規模になっています。しかし、本校は、市内でも有数の伝統校です。たくさんの年月を刻み、多くの先輩方を輩出してきた平野中学校。 この歴史ある平野中学校を、みなさんの手でどんどん発展させ、新しい歴史の一ページを刻んでいきたいと思います。

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