本日の献立/7月2日(火)

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献立名 ・牛丼
    ・とうがんのみそ汁
    ・大福豆の煮もの
    ・牛乳
栄養価 エネルギー 803kcal、たんぱく質30.6g、脂質 20.2g

☆冬瓜(とうがん)☆
 冬瓜は、東南アジアやインドなどが原産の野菜で、ウリの仲間です。日本へは、古くから渡来し、「本草和名(ほんぞうわみょう/918年)」にも記載され、平安時代には栽培がはじまっていたようです。昔は、「加毛宇利(かもうり)」と呼ばれ、夏の野菜ではありますが、貯蔵性が高く、切らずに置いておくと冬でも食べることができるという意味から、「冬瓜(とうがん)」と呼ばれるようになりました。たいへん大きな野菜で、日本産の大きいものでは、10kg近くにもなります。およそ95%が水分で、栄養価は高い方ではなく、低エネルギーではありますが、カリウムを多く含むので、余分な塩分を排出して血圧を正常に保つ働きや、腎臓での老廃物の排泄をうながし、むくみを解消する働きもあります。中国では、皮や種子に、利尿作用や解毒作用があるとして、生薬としても利用されてきたようです。また、生のしぼり汁を飲むと、のぼせや発熱、食あたりなどにも効果があるとされています。味はとても淡白で、くせがなく、煮ものや汁ものなどによく使われています。
 今日の給食では、みそ汁の具として使用しています。

本日の献立/7月1日(月)

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献立名 ・かぼちゃのミートグラタン
    ・スープ
    ・オレンジ
    ・おさつパン、牛乳
栄養価 エネルギー 755kcal、たんぱく質32.4g、脂質 18.9g

☆トマト加工品(トマトピューレ、ケチャップ)☆
 生食用のトマトは、ピンク(桃色)系の品種が中心ですが、加工用には赤色系のものが使用されます。また、完熟のトマトが使用されることから、栄養面でも優れており、βカロテンなどトマトの栄養成分が豊富に含まれています。
 トマトピューレは、完熟したトマトを粉砕して加熱し、裏ごしして皮や種子を除いて2.5〜3倍に濃縮したものです。調味はしていないので、トマト料理のベースや各種トマト加工品の原料としても使われます。
 トマトケチャップは、トマトピューレに塩、砂糖、酢、にんにく、たまねぎ、香辛料などで味つけしたもので、新大陸アメリカに渡った移民たちがつくっていたのが始まりとされています。当時はまだ砂糖は加えられておらず、防腐用として酢を加えていたそうです。19世紀半ばごろから砂糖を加えることが定着し、さらに保存性が高まったようです。
 日本で初めて製造されたのは、1896(明治29)年に清水屋というメーカーから発売され、その後1903(明治36)年、大手メーカーがトマトピューレを製造し、1908(明治41)年に現在のトマトケチャップの基本を製造しました。そして、このときから日本のトマトケチャップは、海外の技術を使わず、独特の製造法によってつくられるようになっています。
 今日の給食では、グラタンに使用するミートソースの味付けにトマトピューレとケチャップを使っています。

本日の献立/6月26日(水)

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献立名 ・和風カレー丼
    ・もずくとオクラのとろり汁
    ・和なし(カット缶詰)
    ・牛乳
栄養価 エネルギー 798kcal、たんぱく質31.3g、脂質 20.0g

☆もずく(水雲、海蘊 、藻付、海雲)☆
 モズクは、熱帯から温帯の浅い海に分布する糸状の海藻で、日本沿岸では冬から春にかけて、潮下帯の岩礁などに生息しています。ホンダワラなどの褐藻類に着生することから藻に付くという意味で「モズク(藻付)」の名がついたそうです。もともとはイトモズク、ホンモズクなどとも呼ばれるモズク科の海藻ですが、岩に直接付着するナガマツモ科に属するオキナワモズク(フトモズク)やイシモズクなどもモズクとして扱われ、現在では、食用として流通するものの9割以上がこちらの方となっています。
 日本では古くから全国各地で食用とされており、沖縄では三杯酢で食べられていたことから、酢のりという意味から「スヌイ」とも呼ばれています。今では不足しがちな食物繊維やミネラル成分を多く含む健康食品として使用されることも多くなっています。また、オキナワモズク、イシモズクなどは、養殖も盛んに行われ、その9割以上が沖縄で生産されており、沖縄料理としてもよく使われています。
 今日の給食では、鶏肉、えのきたけ、オクラとともに使用し、とろみのあるすまし汁にしています。

本日の献立/6月21日(金)

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献立名 ・鶏肉の甘辛焼き
    ・キャベツの赤じそあえ
    ・みそ汁
    ・焼きのり
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 739kcal、たんぱく質30.7g、脂質 15.1g

☆しそ(紫蘇)☆
 原産地は中国、ヒマラヤ、ミャンマーのあたりで、日本へは5000年以上前に渡来していたとみられ、新潟で2500年前のものとされる土器からその種子が出土しています。栽培の歴史も古く、平安時代以前と考えられており、「本草和名(ほんぞうわみょう/918年)」や「※倭名類聚抄(わみょうるいじゅしょう/931〜938年)」などの書物に、イヌエ、ヌカエ、ノラエなどの名で薬用、漬物などに利用していた記述があります。(※「倭」は「和」、「抄」は「鈔」と表記されることもあり一定していません。)
 しその名の由来は諸説ありますが、後漢の末期に洛陽の青年がカニの食中毒により命を落としそうになり、紫の薬草(赤じそ)を煎じて飲ませると蘇ったという伝説によるものといわれます。
 現在食用として栽培されているものは赤じそと青じそに大別されますが、もともとは赤じそで青じそはその変種となります。赤じそは梅干しやしょうがの色付けなどに使用され、青じそは大葉とも呼ばれ、野菜としてよく使用されます。
 栄養面では、ビタミン類や、カルシウムなどのミネラル類が多く、とくに青じそではカロテンも多く含まれます。さわやかな香りの成分は、シソアルデヒド、リモネンなどを主成分とするシソ油によるもので、防腐作用や抗酸化作用があるとして健康野菜として注目されています。また、赤じそに多く含まれるポリフェノールの一種であるロズマリン酸は、アレルギーを緩和する効果があるのではないかと期待されています。
 今日の給食では赤じそを塩漬けにして乾燥させたものをキャベツにあえています。

※来週の6/24(月)、25(火)は、期末テストのため給食はありません。

本日の献立/6月20日(木)

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献立名 ・サーモンフライ
    ・キャベツと三度豆のサラダ
    ・豆乳スープ
    ・黒糖パン、牛乳
栄養価 エネルギー 817kcal、たんぱく質30.8g、脂質 27.5g

☆豆乳☆
 豆乳というのは、大豆を水に浸してすりつぶしたものに、水を加えて加熱し、大豆の中の成分を溶出させ、煮詰めた汁を濾したものです。これに凝固剤(にがり)を加えて固めたものが「豆腐」となります。豆腐は約2000年前に中国でつくられたといわれますので豆乳もそのころにはあったと考えられます。日本に豆腐が伝わったのは奈良時代といわれていますが、豆乳自体を食品としたのは鎌倉時代に僧侶たちの食膳に出たのが初めてだろうと考えられています。一般に飲料として出回るようになった歴史は浅く昭和50年ごろのことになります。
 現在の豆乳は主な原料と大豆固形分の含量などによって、豆乳そのままの「無調整豆乳」、塩や砂糖などで味付けして飲みやすくした「調整豆乳」、調整豆乳に果汁や各種のフレーバーなどで味付けした「豆乳飲料」の3種類に区別されています。
 見た目は牛乳に似ていてどちらも良質のたんぱく質が多く含まれていますが、豆乳は植物性であり、コレステロールや脂肪分が少ない飲料となります。その他の栄養素を比べるとカルシウムは7〜8ぶんの1程度ですが、鉄分は60倍、カリウムは1.2倍、マグネシウムは2.5倍などそれぞれ特徴が分かれます。また、牛乳にはない大豆イソフラボンが含まれており、骨や筋肉の発達にも良いと言われています。
 今日の給食では、スープに加えることでやさしい味に仕上げています。

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