本日の献立/9月9日(月)

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献立名 ・鶏肉の照り焼き
    ・野菜いため
    ・みそ汁
    ・焼きのり
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 759kcal、たんぱく質32.3g、脂質 16.4g

☆かぼちゃ☆
 かぼちゃは、アメリカ大陸が原産とされ、利用の歴史も古く、メキシコの洞窟で紀元前数千年という地層から種子が見つかっています。そして、コロンブスの新大陸発見により、ヨーロッパへ持ち帰ったものが、世界中へと広まりました。日本で一般的に利用されるものは、日本かぼちゃと西洋かぼちゃで、そのほか、ペポかぼちゃという種類があります。
 日本へ伝わったのは、日本かぼちゃが最初で、16世紀中頃にポルトガルより九州に伝わり、このときカンボジアでとれたものとして伝えられたことが、「かぼちゃ」の語源となったそうです。西洋かぼちゃは、江戸時代の末期に伝わり、北海道を中心に全国に広がり、現在では、最も多く利用されるようになりました。ペポかぼちゃは明治時代の初めに伝わり、味にはあまり魅力がありませんが、個性的な形のものが多く、料理の色添えや観賞用として利用されます。
 かぼちゃは緑黄色野菜の代表格で、カロテンを豊富に含むことから、カゼなどの予防効果や、がんの予防にも効果が期待され、健康を保つために優れた野菜といえそうです。6〜10月ごろに国産のものが多く出回り、おいしい時期となります。
 今日の給食では、みそ汁の具として使用しています。

本日の献立/9月6日(金)

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献立名 ・さけのしょうゆ風味焼き
    ・高野どうふのいり煮
    ・五目汁
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 724kcal、たんぱく質36.0g、脂質 15.5g

☆鮭(さけ/しゃけ)☆
 サケはマスと同じ仲間の魚で、サケ・マス類としてひとくくりにして分類されることが多いです。また、その種類は多く、サケとマスの区別も特には決まっていません。鮭の呼び名が付くものには、シロザケ、ベニザケ、ギンザケ、タイセイヨウザケなどがありますが、日本で一般的にサケというと「シロザケ」のことをいいます。サケ・マス類の魚の特徴としては、川で生まれ、海で育って大きくなり、再び産卵のために生まれた川に戻るという性質を持っています。このような性質の魚を「遡河魚(そかぎょ)」といいます。中には海へ下らずに川で一生を過ごすものもあり、海で育つ「降海型」に対して、「残留型」または「陸封型」と呼びます。このときベニザケの残留型はヒメマス、サクラマスはヤマメ、サツキマスはアマゴというように呼び名が変わります。残留型のものは渓流釣りの対象として人気があり、糸を引く感覚、そして見た目の美しさや美味しさに魅了されます。しかし、シロザケについては今のところ残留型は確認されていないようです。
 川を上る時期は、種類や場所によって違いがありますが、シロザケの場合は9月から1月ごろにかけて1日に15kmほどの速さで上り、親魚はエサも食べずにただひたすら上り続け、産卵を終えるとその命を落としてしまいます。卵は2か月ほどでかえり、6cm程度に成長するとまた川を下って海で大きく育ちます。
 おいしいとされるのは、秋から冬にかけて、川を上る前にたっぷりと栄養を含んだもので、この時期のシロザケをとくに「秋味」と呼んでいます。
 今日の給食では、しょうゆと料理酒で下味をつけて焼き、あっさりとした味にしています。

本日の献立/9月5日(木)

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献立名 ・鶏肉のから揚げ
    ・切り干し大根のごま辛味づけ
    ・とうがんの中華スープ
    ・黒糖パン、牛乳
栄養価 エネルギー 885kcal、たんぱく質33.2g、脂質 34.2g

☆きゅうり(胡瓜)☆
 キュウリは瓜の仲間の野菜です。原産地はインドのヒマラヤ山脈で、3000年前には栽培されていたようで、アジアで栽培されたものが、ヨーロッパ、中国北部(華北ルート)、中国南部(華南ルート)の3方向から世界に広がりました。日本へは平安時代に華南ルートを通じて、最初にイボの黒い品種が伝わりました。その後、江戸時代に華北ルートを通じて、現在の主流であるイボの白い品種が伝わり、本格的な栽培が始まりました。そして、食用として定着し、2つの品種が交雑を繰り返しながら各地で様々な品種が生まれました。
 キュウリと呼ばれるようになったのは、実が熟すと黄色くなるため「黄瓜(きうり)」と呼ばれていたことが語源となったようです。
 現在では年中出回っていますが、夏が旬の野菜で、おいしいのは6〜9月ごろです。
 成分は約95%が水分で、栄養価は高い方ではありませんが、利尿作用やむくみ、だるさの解消に効果のあるカリウムや、ビタミンCなどが程よく含まれています。そのほかビタミンA・Kや、ナトリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラル類も少量ですが、バランスよく含んでおり、天然のスポーツドリンクやおやつ代わりとして、生のまま食べるのも良いのではないかと思います。
 今日の給食では、「切り干しだいこんのごま辛味づけ」に使用しています。

本日の献立/9月3日(火)

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献立名 ・焼きそば
    ・きゅうりの甘酢づけ
    ・洋なし(カット缶詰)
    ・黒糖パン(1/2)、牛乳
栄養価 エネルギー 712kcal、たんぱく質31.0g、脂質 18.4g

☆洋なし(洋梨)☆
 洋なしは西洋なしとも呼ばれ、温帯ヨーロッパ、西アジアなどが原産と考えられています。栽培の歴史は古く、古代ギリシアにさかのぼります。現在では、ヨーロッパ、北アメリカ、オーストラリアなど、日本を含めて世界各地で栽培されています。日本に伝わったのは、明治初期で、気候の適する山形県などのごく一部で栽培に成功し、現在では、東北地方や信越地方などの寒冷地で栽培されています。
 日本のなし(和なし)は、球形に近い形をしていますが、洋なしは縦に長く、ヒョウタンのような形をしています。肉質は柔らかで、和なしのようにシャキッとした食感はありません。
 今日の給食では、山形県産の「ラ・フランス」という品種の洋なしを缶詰にしたものを使用しています。

本日の献立/9月2日(月)

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献立名 ・さごしの塩焼き
    ・じゃがいもと一口がんもの煮もの
    ・キャベツのおひたし
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 787kcal、たんぱく質34.5g、脂質 19.8g

☆一口がんも☆
 一口がんもは、精進料理で知られるがんもどき(雁擬き)を一口サイズにしたものです。
がんもどきは、豆腐をくずして水を切り、にんじん、れんこん、ひじき、ごまなどを加えて練り、油で揚げた大豆製品です。鳥類のガンの肉に似ているということが、その名の由来とされており、関西では、ひりょうず(飛竜頭)、ひろうすとも呼ばれ、竜の頭の形に似ていることからこの名になったといわれています。
 しかし、どちらも別のものだったという説もあり、がんもどきは、江戸時代には豆腐ではなく、こんにゃくを原料とした、精進料理の「糟鶏(そうけい/薄いみそ煮のようなもの)」だったという説があります。また、ひりょうずはポルトガル語で「フィリョース」という小麦粉を使った焼き菓子だったとされ、江戸時代の料理書には、小麦粉の代わりにもち米を使ってこねたものを油で揚げ、砂糖蜜にひたし、こんぺいとうをのせたものと書いてあるそうです。しかし、たしかなことは分かっておらず、今のところ謎となっています。
 いずれにせよ、現在では大豆製品の1つとなっていますので、良質のたんぱく質やカルシウム、鉄などを多く含む栄養価の高い食品となっています。
今日の給食では、鶏肉、じゃがいも、こんにゃく、にんじん、三度豆とともに和風の煮ものにしています。

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