本日の献立/3月23日(火)

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献立名 ・鶏肉の照り焼き
    ・金平ごぼう
    ・さつまいものみそ汁
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 760kcal、たんぱく質 31.8g、脂質 14.7g

☆きんぴら(金平)ごぼう☆
 きんぴらは、せん切りにした材料を油で炒め、砂糖、しょうゆで味つけし、甘辛く仕上げた料理で、ゴマやトウガラシなどで風味をつけることもあります。
 このきんぴらというのは、金太郎で知られる「坂田金時(さかたのきんとき)」の息子とされる「坂田金平(さかたのきんぴら)」の名前が由来となっています。坂田金平は、「金平浄瑠璃(きんぴらじょうるり)」などによって、色黒で丈夫な体をもち、強く勇敢な人として伝えられていました。また、ゴボウなどの灰汁の強い野菜は、体を丈夫にすると考えられていたため、ゴボウを使ったこの料理の名として当てられたと考えられています。

※本日で本年度の給食は最後となります。今年度は、学校休業からはじまり、簡易給食の実施や真夏の猛暑の中での実施など、通常通りではないこともありましたが、何かとご協力いただきありがとうございました。
 来年度は、4/9(金)より実施の予定です。どうぞよろしくお願いします。
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本日の献立/3月22日(月)

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献立名 ・チキンレバーカツ
    ・ケチャップ煮
    ・キャベツときゅうりのサラダ
    ・コッペパン、ブルーベリージャム、牛乳
栄養価 エネルギー 931kcal、たんぱく質 34.8g、脂質 31.6g

☆ケチャップ☆
 ケチャップは、完熟したトマトを粉砕して加熱し、裏ごしして皮や種子を除き2.5〜3倍に濃縮したトマトピューレに、塩、砂糖、酢、にんにく、たまねぎ、香辛料などで味つけしたもので、新大陸アメリカに渡った移民たちがつくっていたのが始まりとされています。当時はまだ砂糖は加えられておらず、防腐用として酢を加えていたそうです。さらに保存性を高めるため、砂糖を加えることが定着したのは、19世紀半ばごろといわれています。
 日本で初めて製造されたのは、1896(明治29)年で、その後、1903(明治36)年、大手メーカーがトマトピューレを製造し、1908(明治41)年に現在のトマトケチャップの基本となるものを製造しました。そして、このときから日本のトマトケチャップは、海外の技術を使わず、独特の製造法によってつくられるようになりました。
 生食用のトマトは、ピンク(桃色)系の品種が中心ですが、加工用には赤色系が使用されます。また、完熟のトマトが使用されることから、栄養面でも優れており、βカロテンなどトマトの栄養成分が豊富に含まれています。
 今日の給食では、豚肉、じゃがいも、野菜にトマト(缶)を加え、ケチャップ味で煮込んだケチャップ煮にしています。

本日の献立/3月19日(金)

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献立名 ・豆腐のミートグラタン
    ・押麦と野菜のスープ煮
    ・デコポン
    ・黒糖パン、牛乳
栄養価 エネルギー 776kcal、たんぱく質 34.2g、脂質 20.4g

☆大豆(だいず)☆
 大豆は、中国ではおよそ5000年前から栽培されていたと見られ、原産地も中国であると考えられています。日本へは、遺跡からの出土もあり、縄文時代後期に伝わったと考えられています。本来、冷涼な土地を好むので、80年くらい前までは、中国や日本などのアジアの限られた地域で栽培されていましたが、1940年代になってアメリカなどで大規模な栽培が始まって以来、熱帯地域でも盛んに栽培されるようになりました。現在ではアメリカが世界の生産量の30%以上を占め、第1位の生産国となり、ブラジル、アルゼンチンなどが主要生産国となっています。逆に日本での生産は激減し、農水省によると、2019年(令和元年)での自給率は6%となっています。
 大豆の種子はそのままでは、かたくて食べにくいため、水で戻して煮るだけでなく、古くからいろいろな加工法が考え出され、豆乳、豆腐、うす揚げ、厚揚げ、高野どうふ、湯葉、納豆、みそ、しょうゆなど日本の食卓には欠かせない食品となっています。
 昔から畑の肉といわれるように、良質のたんぱく質をはじめ、カルシウムや鉄、食物繊維なども多く含みます。その他、老化を防ぐビタミンEや、抗酸化作用により動脈硬化を防ぐといわれる大豆サポニン、更年期障害を改善するといわれる大豆イソフラボンなどの効果も期待されています。
 今日の給食では、粒状の大豆と、豆腐をミートグラタンの材料として使用しています。

本日の献立/3月18日(木)

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献立名 ・えびと野菜の炒めもの
    ・中華がゆ
    ・はっさく
    ・黒糖パン、牛乳
栄養価 エネルギー 720kcal、たんぱく質 33.8g、脂質 16.9g

☆はっさく(八朔)☆
 ハッサクは、1860年ごろ、広島県因島市の浄土寺境内で発見された柑橘類(かんきつるい)で、ブンタンの近縁種になります。明治時代後期から因島を中心に普及しはじめ、第二次世界大戦後になって栽培が広まりました。ハッサクという名は、旧暦の八月朔日(8がつついたち/現在の9月中旬)から食べることができるということからつけられた名前です。しかし、実際には秋口ではまだ熟しておらずおいしくはありません。樹に実っている状態では3〜4月ごろにおいしくなりますが、一般的には12〜1月に収穫されて貯蔵した後、2〜3月ごろに出荷のピークを迎えます。主産地は、和歌山、愛媛、広島などです。
 皮は厚くてむきにくいですが、中の袋(じょうのう膜)と果肉(砂じょう)の部分ははがれやすいので食べやすいです。さわやかな酸味と甘みとともに、ほのかな苦みがあり、また独特の食感が人気の柑橘類です。

本日の献立/3月17日(水)

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献立名 ・豚肉の生姜焼き
    ・菜の花のおひたし(かつおぶし)
    ・豆腐のみそ汁
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 731kcal、たんぱく質 30.5g、脂質 16.6g

☆菜の花(なのはな)☆
「菜の花」というと地中海沿岸や中央アジア、北ヨーロッパなどを原産とするアブラナ科の植物全般の花をさしますが、食品としての菜の花は、花が咲く前の蕾(つぼみ)がついた茎と葉の部分を野菜として食べるものです。アブラナは古くから主に灯油や食用油をとるためや、食用、観賞用として栽培されていました。明治時代に入ると、油をとるための作物は「菜種(なたね)」として栽培が広がり、そして、一部の地方で、野菜として食べるものは「菜花(なばな)」、観賞用は「花菜(はなな)」として残りました。
 食用のものは、冬から早春にかけて(12〜3月ごろ)が旬で、春を告げる緑黄色野菜として親しまれています。少し苦味がありますが、ゆでることで抑えられ、おひたしや漬物、汁物として利用されます。栄養価はたいへん高く、同じ重さで比べると、カルシウムは牛乳の1.5倍、鉄はホウレン草の1.5倍、ビタミンCはみかんの4倍も含まれています。その他のミネラル成分やビタミン類、食物線維なども多く含まれています。カゼや貧血の予防など、その他いろいろな効果が期待される食品です。
 今日の給食では、白菜と合わせて、だし汁と砂糖、薄口しょうゆであえ、かつおぶしをかけて食べるようにしています。
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