本日の献立/9月17日(金)

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献立名 ・一口がんもと里いものみそ煮
    ・牛肉と野菜の炒めもの
    ・みたらしだんご
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 825kcal、たんぱく質 29.6g、脂質 19.0g

☆お月見☆
 今年の「お月見」は、9月21日です。これは、旧暦の8月15日の月を鑑賞する行事です。この日の夜を「十五夜」、その月を「中秋の名月」と呼び、一年で最も美しいとしています。満月の日とも思われていますが、昔の天文学のためか誤差がみられ、実際の満月とは2日程度ずれることもあります。今年の場合は、ちょうど満月の日にあたっています。
「中秋」というのは、旧暦では7月〜9月が秋となっており、その真ん中の日という意味で、つまり旧暦の8月15日をあらわします。
「仲秋」と混同することもありますが、こちらは秋の中旬である8月のころを示し、7月は「初秋」、9月は「晩秋」というふうに分けられます。
 今日は、十五夜の4日前となりますが、お月見の行事食として、さといもやだんごを献立に加えています。

本日の献立/9月16日(木)

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献立名 ・鶏肉のから揚げ
    ・冬瓜の中華スープ
    ・切干し大根のごま辛味づけ
    ・コッペパン、りんごジャム、牛乳
栄養価 エネルギー 906kcal、たんぱく質 33.5g、脂質 34.4g

☆にんにく(大蒜)☆
 ニンニクは中央アジア原産で、ネギなどの仲間になる野菜です。ヨーロッパではギリシア、ローマ時代から知られ、古代エジプトではピラミッド建設にかかわる人々の重要な食糧となっていたようです。日本へは千年以上前から伝えられており、「本草和名(918年)」に記述が見られます。「源氏物語(1004〜1012年ごろ)」にも登場しており、「帚木(ははきぎ)」の中の「雨夜の品定め」で『月ごろ、風病重きに堪へかねて、極熱の草薬を服して、いと臭きによりなむ、え対面賜はらぬ。目のあたりならずとも、さるべからむ雑事らは承らむ』というようなやりとりがあります。これは、「重い風邪のため、極熱の草薬(ニンニク)を服用し、臭いがするので今は会えません。」と言ったことによる登場人物のやりとりです。当時は、オオビル(於保比留、大蒜)と呼ばれ、薬や厄除けとして使われていました。
 強烈なにおいは主に硫化アリルのひとつであるアイリンが分解されてできるアリシンという成分によるものです。アリシンは、体内でビタミンB1と結びついて吸収を高め、疲労回復やスタミナ増強などの効果があります。ただし、生で食べると刺激が強く、食べ過ぎると胃腸の粘膜を傷つけるので注意が必要です。加熱をすると刺激は少なくなります。
 今日の給食では、「鶏肉のから揚げ」の風味付けに使用しています。

本日の献立/9月15日(水)

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献立名 ・マーボーなす
    ・ツナとチンゲン菜の炒めもの
    ・いり黒豆
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 751kcal、たんぱく質 30.6g、脂質 19.2g

☆チンゲンサイ(青梗菜)☆
 1970年代、日中国交回復ムードで盛り上がったころ、多くの中国野菜が日本に導入されました。その中でもチンゲンサイは最も定着した野菜で、今ではすっかりおなじみになりました。小松菜などと同じく結球しないアブラナ科の野菜で、暑さ、寒さに強く、また幅広く料理に使えるので、日本各地で栽培がおこなわれるようになりました。年中出回りますが、9〜1月ごろがおいしい時期になります。
 煮くずれしにくく、シャキシャキとした歯ざわりと、ほのかな甘みのある淡白な味わいがあります。炒めものや、ゆでる時に少量の油を加えるなど、調理するときに油を使うと色鮮やかに仕上がります。栄養面では、カロテン、ビタミンC・Eなどが豊富で、風邪の予防や生活習慣病の予防にも期待されています。その他、カルシウムや鉄などのミネラル成分も多く含んでおり、栄養価の高い緑黄色野菜です。
 今日の給食では、ツナとコーンとともに、塩、こしょう、しょうゆで味つけした炒めものにしています。

本日の献立/9月14日(火)

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献立名 ・フランクフルトのケチャップソース
    ・焼きかぼちゃ
    ・スープ
    ・発酵乳
    ・黒糖パン、牛乳
栄養価 エネルギー 890kcal、たんぱく質 35.7g、脂質 28.7g

☆フランクフルトソーセージ☆
 日本では一般的にフランクフルトと呼んでいますが、ソーセージの一種で、6/18のウインナーソーセージとともにJAS規格によって太さの違いで呼び方が変わることを紹介したように、直径が20mm〜36mmのソーセージをこのように呼びます。名前の由来は、ドイツのフランクフルトで主に作られていたということによります。
 太さに違いがあるのは、もともと腸詰に使っていたケーシングの材料となる動物の違いによるもので、ウインナーの場合は羊、フランクフルトの場合は豚の腸というようになります。さらに大きいボロニアソーセージの場合は牛の腸を使用します。今では、それぞれの腸に似せて作られたケーシングを使用することもあります。
 今日の給食では、ケチャップ、デミグラスソース、ウスターソースを合わせて煮、でん粉でとろみをつけたソースをゆでたフランクフルトソーセージにかけています。

本日の献立/9月13日(月)

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献立名 ・かやくご飯(炊込み調理済)
    ・さごしの塩焼き
    ・豚肉とじゃがいもの煮もの
    ・キャベツの梅風味
    ・牛乳
栄養価 エネルギー 801kcal、たんぱく質 34.3g、脂質 17.4g

☆さごし(狭腰)☆
 サゴシというのは、サバ科の魚で、鰆(さわら)の若魚です。サワラは大きくなるにつれて呼び名が変わる出世魚で、50cmくらいまでを関西では「サゴシ」、関東では「サゴチ」と呼び、70cmくらいまでのものを「ヤナギ」、そして70cmを超えるようになるとサワラと呼ばれるようになります。サワラは全長1mにもなる大型の魚で、腹の部分が膨らんでおらず、細長い形をしていることから、「腹(はら)が狭い」という意味で「狭腹(さはら)」から「さわら」と呼ばれるようになったようです。そして、その若魚についても同じように、今度は腹ではなく「腰(こし)が狭い」という意味で、「狭腰(さごし)」と呼ばれるようになったようです。
 サワラは漢字で書くと、魚へんに春の字があてられ、「鰆」と書くため、旬については暖かくなる3〜4月ごろと思われがちですが、この春は暦の上での春をあらわし、「寒鰆(かんざわら)」と呼ばれる立春前後の1から3月ごろのものがおいしい時期となります。また、一般にサワラは、大型のため切身もそれなりに大きくなります。しかし、体長による味の変化はほとんど見られないので、弁当など使う目的によって、小さい方が良い場合は、サゴシが利用されます。どちらも味にくせがなく、塩焼き、照り焼き、みそ漬け焼きなど焼き物にするとおいしく、また洋風の料理ではでムニエルやグラタンなどにも使用されます。
 今日の給食では、料理酒と塩で味つけし、スチームコンベクションオーブンで蒸し焼きにしています。
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