本日の献立/9月27日(月)

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献立名 ・牛肉の香味焼き
    ・スープ煮
    ・サワーキャベツ
    ・おさつパン、牛乳
栄養価 エネルギー 810kcal、たんぱく質 34.9g、脂質 23.7g

☆ワインビネガー☆
 ワインビネガーとは、フランスで広く使われる果実酢(かじつす)です。フランス語で、酢のことをvinaigreと書き、vinはワイン、aigreは酸っぱいということをあらわしますので、ビネガーとは、もともとこのワインビネガーのことを意味していたようです。製造には、ブドウ果汁をアルコール発酵させてワインをつくり、さらに酢酸菌により酢酸発酵をさせて製品とします。ワイン特有の香りを持ち、ワインと同じように赤と白があります。赤ワインビネガーはタンニンが多く、赤ワインと同じように苦味と渋味があります。白ワインビネガーは、赤に比べてくせがありません。それぞれ特徴を生かして、肉料理の調味料や各種ソースの風味づけ、ドレッシング、ピクルス、マヨネーズなどさまざまな料理に使われます。近年、バルサミコ酢というものもよく見られるようになりましたが、こちらは白ワインをもとにつくられるイタリアの酢です。
 今日の給食では、ワインビネガーと砂糖、塩、うす口しょうゆ、オリーブ油を合わせて、ゆでたキャベツにあえています。

本日の献立/9月24日(金)

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献立名 ・肉じゃが
    ・厚揚げのみそだれかけ
    ・あっさりきゅうり
    ・焼きのり
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 819kcal、たんぱく質 31.6g、脂質 22.1g

☆焼きのり☆
 ノリの名の付く海藻は多くありますが、食用で一般にノリ(海苔)といわれるのは、アサクサノリを代表とする紅藻類ウシケノリ科のアマノリ属のものをさし、古くから日本の食生活とふかくかかわってきました。古代の日本では、ノリをアマノリと呼び、「神仙菜」の文字をあてていました。「大宝律令(701年)」では海藻の貢納品のうち最も重要な海藻として「紫菜(むらさきのり)」と呼ばれ、平安時代後期(1100年代)から「甘海苔」、江戸時代から「海苔」と呼ばれるようになりました。ノリの名はぬめりを表す「ヌラ」がなまった言葉だといわれています。
 ノリの養殖が始まったのは、明確ではありませんが、天和2年(1682)または享保2年(1717)といわれ、現在では、千葉県、有明海、瀬戸内海、三河湾、伊勢湾、松島湾などが主な産地となっています。
 焼き海苔は、アマノリを淡水で洗い、細かく刻んだあと耐水を加えてよく撹拌し、枠を張った簀の子の上に流して抄き、これを乾燥させて干し海苔をつくり、これを焼いたものです。さらにその表面にしょうゆ、みりんなどで作った調味液をぬり、乾燥させると味付け海苔となります。
 今日の給食では、味をつけていない「焼き海苔」を使用しており、のり本来の香りを感じることができます。

本日の献立/9月22日(水)

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献立名 ・揚げぎょうざ
    ・中華煮
    ・ぶどう(巨峰)
    ・黒糖パン、牛乳
栄養価 エネルギー 928kcal、たんぱく質 34.9g、脂質 32.5g

☆餃子(ギョウザ、ギョーザ)☆
 ギョウザは小麦粉で作った皮に、肉や野菜などで作った具を包み、ゆでたり、焼いたり、揚げるなどしたおなじみの料理となっています。その起源はたいへん古く、中国では紀元前6世紀ごろの遺跡から食べていたという跡が見つかっているそうです。また、中国が発祥と思われがちですが、世界中でもよく似た料理があり、紀元前3000年ごろのメソポタミアの遺跡からも小麦粉の中に具を包んだ食べ物が見つかっているとのことで、それがもととなって広がったのではないかと考えられています。
 日本で餃子を始めて食べたのは、「水戸黄門」で知られる「徳川光圀(1628〜1701年)」といわれ、明から亡命した「朱舜水(しゅしゅんすい/1600〜1682年)」から教わったとされています。その後、中華料理店や料理所でも紹介されましたが、あまり、一般に広まることはなく、第二次世界大戦後になって、中国から引き揚げてきた兵士などによって伝わり、広く普及し、今では人気の料理のひとつとなりました。
 今日の給食では、揚げギョーザとして使用しました。

本日の献立/9月21日(火)

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献立名 ・チキンカレーライス[米粉]
    ・キャベツとコーンのサラダ[ノンエッグドレッシング]
    ・みかん(冷)
    ・牛乳
栄養価 エネルギー 815kcal、たんぱく質 27.3g、脂質 16.7g

☆ノンエッグドレッシング☆
 今日の「キャベツとコーンのサラダ」に使用する「ノンエッグドレッシング」は、見た目や風味はマヨネーズのようですが、卵を使用せずに作られたマヨネーズ風味のドレッシングです。原材料は食用油、酢、大豆で、卵のかわりに大豆を使用しています。姿形は似ていても、卵を使用していない場合は、食品に関する規格や表示基準などによってマヨネーズの名称は使用できないことになっています。
 実は、一般的にマヨネーズに加える卵黄は、本来混ざり合わない油と水分を混ぜ合わせるための乳化剤としての役割を果たすもので、そのかわりをする材料があれば、少し風味は変わりますが、マヨネーズ風のドレッシングを作ることができます。作り方もマヨネーズと同じで、酢以外の材料をよく攪拌した後、徐々に酢を加える方法で作ることができます。乳化剤としてよく使用されるものとして、からし、マスタード、豆乳などがあり、ご家庭でも作ることができます。
 今日の給食では、小袋入りのものを提供しています。

本日の献立/9月17日(金)

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献立名 ・一口がんもと里いものみそ煮
    ・牛肉と野菜の炒めもの
    ・みたらしだんご
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 825kcal、たんぱく質 29.6g、脂質 19.0g

☆お月見☆
 今年の「お月見」は、9月21日です。これは、旧暦の8月15日の月を鑑賞する行事です。この日の夜を「十五夜」、その月を「中秋の名月」と呼び、一年で最も美しいとしています。満月の日とも思われていますが、昔の天文学のためか誤差がみられ、実際の満月とは2日程度ずれることもあります。今年の場合は、ちょうど満月の日にあたっています。
「中秋」というのは、旧暦では7月〜9月が秋となっており、その真ん中の日という意味で、つまり旧暦の8月15日をあらわします。
「仲秋」と混同することもありますが、こちらは秋の中旬である8月のころを示し、7月は「初秋」、9月は「晩秋」というふうに分けられます。
 今日は、十五夜の4日前となりますが、お月見の行事食として、さといもやだんごを献立に加えています。
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