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校外防災フィールドワーク

27日(金)、子ども防災プロジェクトチームの校外防災フィールドワークがありました。
子防プロでは2012年1月より、春休み・夏休みなどを利用して過去に災害があった地域や、防災を学べる施設・学校を訪れ学習しています。

今回も西成消防署のお力添えでバスをだしていただき、和歌山県広川町にある『稲村の火の館』を訪れました。
1.2年生30名、卒業生5名、教職員11名の計46名が参加しました。

『稲村の火の館』は江戸時代の安政大地震津波時、その命の火で多くの村人を救うとともに、私財を投げ打って村人の生活を支え、堤防づくりを行った《濱口梧稜》さんという人物の偉業と精神、教訓を学び受け継いでゆくため2007年に作られた施設です。

今回その施設にある濱口梧稜記念館、津波防災教育センターを見学しました。
まず始めに3Dによる映像を見て、災害時どのように行動したらよいか、濱口梧稜さんの功績を学びました。
その後、館長さんからのお話を聴かせていただき、施設内を見学しました。
見学終了後は、語り部ガイドさんにより、濱口梧稜が築いた広村堤防を案内していただき、お話を聴かせていただきました。

防災の知識を学んだだけでなく、村人と未来のために行動した濱口梧稜さんという人がいたと広川町の歴史・景色にふれ、大変実りある取組になりました。

お忙しい中、遠いところまで案内していただき話を聴かせていただいた西成消防署の皆さん、本当にありがとうございました。

今年度の子防プロの取組は今回で終了です。春からも新入生とともにまた新たな目標に向かって頑張っていきたいと思います。

               詳しい活動内容はこちらをご覧ください。
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避難訓練  防災講話

3日(火)は子防プロ中心の避難訓練を行いました。
今回はただの避難訓練だけでなく、1年間の人権防災教育の総まとめとして行いました。地震を想定した通常の訓練、多目的室に避難・集合した後、西成消防署からのご講評をいただくとともに、兵庫県から大学生の小島汀さんを特別講師として招き、講話をしていただきました。

小島さんは3歳の時、阪神・淡路大震災を経験され、自宅が全壊し、お父さんを亡くされました。震災のトラウマが残る中、さまざまな出会いを通じて、自分自身が変わり、全国で唯一の環境防災科のある兵庫県立舞子高校に入学されました。そのことを通じて国内外の方々との交流や、海外や東北で積極的に活動を行い、「今自分ができること」を全力で取り組んでいらっしゃいます。
自身の生い立ちや経験を思いを込めてお話ししていただきました。

「あなたにとっての幸せはなんですか?」発展途上国で半年間教育活動をされていた小島さんは、当時その国の子どもたちにこの質問した時、「勉強ができていること」「学校に通えていること」と答えたと教えてくれました。日本でなかなかそういうことを幸せだと言う人はいないと思います。今の生活が当たり前だと思ったらいけないと考えさせられました。

放課後には子防プロの有志が集まって小島さんとの交流会を行いました。防災のことよりもむしろお姉さんに話しかけるような感じで、約1時間楽しい時間を過ごしました。最初は緊張していたメンバーも最後はものすごく打ち解けていました。今回ぼうさい甲子園の受賞を通じて小島さんのような『本物の方』とのご縁ができました。本当にありがとうございました☆

3年生は今日で最後の取組でしたが、この3年間たくさんの行事を通じて「いのち」について学ぶとともに、新しい人との出会い、つながりができました。卒業しても鶴見橋中学校で取り組んできたことを忘れず、春から新しい場所で活躍してほしいです。


東日本大震災からもうすぐ4年になります。被害に遭われた方の一日も早い復興を願うとともに、これからも人権防災教育を通じて学んだ「いのちの大切さ」を忘れず、学校全体で頑張っていきたいと思います。


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第4次東北視察

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がんばる先生支援事業の取組として、19〜20日で東北(宮城県)のユネスコスクール視察を行いました。
1日目は気仙沼市の階上中学校、2日目は仙台市の南吉成中学校を訪問。
(1)防災教育や復興支援をいかに持続発展可能な取組につなげていくか
(2)ユネスコスクールとして取り組んでいく社会貢献ボランティアを東北の学校や地域へつなげることの2点を主な目的として行いました。

家族のように迎えてくれる東北の方々のように、どちらの学校でもあたたかい歓迎を受け、実際に震災や避難所運営などを経験された現場の意見や、震災後に続けてこられた復興支援などの活動の詳しいお話を聞き、多くの学びをいただくことができました。

2日目の朝には、震災の記憶を風化させないために行われている《南三陸ホテル観洋》の「語り部バス」にも参加させていただきました。ホテル従業員の伊藤さんの振り返りたくない辛い過去と向き合いながらも一人でも多くの人に「いのち」を守り、つなぐ行動をしてほしいと真剣に話す想いに触れ、いまだに災害の傷跡が残るあちらこちらを目の当たりにして、そこにいる一人一人の存在・思いをほんの少しですが感じることができたと思います。

今回の視察を通して、直接「現場」に足を運び、生の「声」を聞くことの大切さを改めて感じました。実際の現場に身を置いて感じなければわからないこと、文字や言葉では伝わらないこともあると思いますが、東北から遠く離れた大阪の中学生が様々な人権の取組や防災の活動を通して、今やるべきことは何かを考えながら行動しようとしていることを伝え、つなぎ、きっかけを作ることの大切さも学ぶことができました。

今後の取組では、一人でも多くの生徒が現場を感じるための一歩を踏み出し、何かが起こった時すぐに手をさしのべることができるように、社会貢献活動をはじめ、全ての教育活動に活かしていきたいと感じる貴重な視察となりました。

お忙しい中、受け入れてくださった各校の先生方、語り部の方や現場でお会いした方々にこの場をお借りして感謝をお伝えさせていただきます。
本当にありがとうございました。


教育センターフォーラムで発表・報告

 1/31(土)に行われた教育センターフォーラムにおいて、『がんばる先生支援』の一環で、『人権防災教育を学校に根付かせるための教育活動の研究・展開』と題し、本校の取組や成果について発表・報告をいたしました。
 Key-Wordとして
1.『人権防災教育』 2.『普段のことから真剣に』 3.やる気スイッチ 4.高みを目指して 5.『チーム鶴見橋』 6.持続発展(ESD) 7.本物 8.やりがい 9.『いのちの大切さ、人と人との繋がり』 10.インプットからアウトプットへ 11.自尊感情&心の変化
などをパワーポイントを用いて説明をさせていただきました。
 参加していただいた多くの教職員の皆様、ありがとうございました。本校でも『8.やりがい』の意識が実感できたと考えています。

1.17防災土曜授業

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阪神・淡路大震災からちょうど20年を迎えた1月17日に、防災土曜授業を行いました。

今回学年の枠を越え、学校全体の取組として行いました。

朝の集会では校長先生のあいさつ、阪神・淡路大震災の犠牲者への黙祷の後、昨年11月に来られた臼沢さんのビデオレターや取組の内容説明を行いました。

その後、各学年縦割り編成になり、
《体育館での体を動かす活動》
《カードゲームを用いての防災授業》
《避難場所や避難行動の確認・非常持ち出し品を考える活動》
の3つに分かれ取組ました。
それぞれ各30分ずつ取り組んだ後、最後に防災集会を行いました。


2013年に大阪市の中学校として初めて認定されたユネスコスクールの活動紹介、阪神・淡路大震災にもふれながら行った1・2年生の子防プロによる発表、11日に行われたぼうさい甲子園の表彰式の報告、そして3年生のリーダーによるメッセージ・鶴中未来宣言を発表しました。

今回初めて学校の中だけで全ての内容を企画・準備し、取組を行いました。
昨年に比べて何より変わったことは、3年生を中心に自主的に活動を行えたことです。
どの取組にも真剣に参加することができ、大変実りある1日になりました。

今回の授業だけでなく、この1年間の活動で学んだことを生かして、また日々の学校生活に真剣に取り組んでいきたいと思います。

また改めて当日の様子を紹介させていただきます。

尚、1月の小学校出前授業からこの土曜授業まで取り組んできた活動の様子を、NHKに取材・撮影をしていただきました。

20日(火)の18:10からの《ニューステラス関西》で約4分間放送される予定です。(緊急の場合を除く)

ぜひ皆さんご覧になってください。

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