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2/14に美術科アクションプラン教材・評価合同研修会を行いました

実施日 2016.2.14 参加者19名  咲くやこの花館:造形展より
1.指導者トーク
(1)切り絵 「立体的な街のデザイン」(1年) 放出中学校 吉兼亮先生
・ 材料 黒の画用紙    
・ 題材のねらい:自分が表したい街のイメージを膨らませて主題を生み、紙や用具を生かして街の表し方を工夫する。観賞では、切り抜いた紙の美しさや面白さ、表現の工夫を感じ取る。
(2)和の心「和菓子と菓子皿を粘土で制作」(2年) 阿倍野中学校 古橋杏名先生
・ 材料 樹脂粘土・陶土(やきもの)       
・ 題材のねらい:季節感を感じさせる和菓子を鑑賞し、日本の身近な美術文化に触れ、四季を粘土の立体でどう表現するか強調や簡略化などを工夫した作品をつくる。菓子皿は、板づくりや印花の陶芸の技法に触れる。
(3)「煌めく瞬間 生命のムーブマン」石塑による人体塑造 (2年) 我孫子中学校 金光順子先生
・ 材料 石塑粘土(フォルモ) 針金 ブロンズ液 腐食液
・ 題材のねらい:人体と芸術や社会との関係を知り、人体の不思議さや美しさを感じ取り、自分の興味を持ったテーマで表現し、塑造表現に親しみ生命尊重、自己肯定感を育む。
(学習計画の資料提供:文の里中学校 明石先生 切り絵のランプシェード/新東淀中学校 富門先生 ボックスアート)
2.グループ討議とまとめ
3人の方には多忙の中、造形展に出展された教材の学習計画と評価規準を作成していただいた。研修では、紙、焼き物、石塑という意図に応じた材料や用具を生かした表現方法について発表した。その後、発表された先生を囲んでグループ討議をした。より発展的な学習計画もグループで考え、普段聞けない内容を詳しく聞くことができ、学習計画表や配布プリントなども力の入ったものでとても参考になった。題材を設定する際には、面倒でも今回のような学習計画表を作っておくとよいという意見が出された。最近、鑑賞も含めた研修会では、色々な場面で培われた研修会の成果が実り、評価規準の作成が「指導と評価の一体化」を意識したものになっている。最後に造形展で他校の作品をいつも拝見するが、今回の研修では各発表者の題材へねらい、思いを学習計画表を提示していただき、作品への見方がより深く知りえたことが今後の指導に役立ちよい研修会となった。
(担当 茨田中 宮内、相生中 北賀)

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