平成28年度全市研究発表会『「生きる力」としての国語力の育成―言語活動の充実をいかに図るか―』を研究主題とし、PISA型授業の手法を取り入れて「走れメロス」の公開授業を行いました。昨年度の全市研究発表会において日本教育大学院大学・北川達夫氏からご講演していただいたPISA型授業の手法である「聴き合い」を授業に取り入れながら、学習者がより多くの意見を聴くことができるようにジグソー学習の形式をとった活動を設定し、普段授業参加に消極的な学習者も積極的に授業に参加し学びを深めることができました。 また、研究発表では「学校図書館を利用した国語の授業実践」についての報告をしました。松虫中学校では、昨年度より学校図書館を電算化し、今年度より運用を開始する中で、ボランティアと図書館補助員による週2回の朝の会館、朝の読書活動での読み聞かせ活動をしています。このような環境の下、図書館を国語の授業で利用し、本の良さや面白さを知る授業を展開しました。 研究発表会の研究協議では、参加していただいた多くの先生方より授業の工夫点についての質問があり、協議を深めることができました。 |