平成29年度 全市研究会
生徒が作成したブックガイド。公開授業の様子を載せています。
平成29年度 全市研究発表会研究主題は『「生きる力」としての国語力の育成―自分の思いや考えを深める言語活動の充実―』です。 公開授業では、事前の授業で生徒が作成したブックガイドを評価し合い、さらに物語の読みを深めるという授業を行いました。 物語である『空中ブランコ乗りのキキ』を題材にし、作品のおもしろみや読み取ったことを「登場人物の役割」「物語の展開」「気になる表現」の3観点にまとめながらブックガイドを作成することで、読解中で気づいたことや考えたことを再構築することを目標としました。 ブックガイドを評価する際、6つの学習班に分かれて、ワールドカフェ形式で発表させることで、班で協力しながら話し合うことで読みを深め、他者の話を聞くことで新しい気づきを得ながら、自分の考えを上手く表現できる授業展開となっていました。 また、研究発表では『大阪市スタンダード授業モデル「wakuwaku×2.com-bee」の作成と効果的な活用について』の報告をしました。ポータルサイトの紹介や、大阪市の授業のスタンダード「3つの学bee」についての講話を行いました。 研究会の最後には、大阪教育大学の住田 勝教授に各校で授業を行う際の工夫点についてのご助言をいだだきました。 |