プレートにまつわる 林さんのお話です。
「実は、元祖くすのきにプレートがついたのは、10数年前なんです。それまでは『元祖くすのき』にプレートがないだけでなく、『元祖くすのき』が公園内のどこにあるか誰も知らなかったんです。
それを、平成14年に校長として赴任した村井英伸校長先生(昭和62年移植当時にも本校の職員でした)が、『それはあかんやろ』ということで、『PTAでなんとかプレートを作るから、『元祖くすのき』の幹にプレートを設置してほしい』と、私どものところに依頼があったんです。」
村井元校長先生は本校の校長として赴任する前、南港光小学校(南港中央公園のすぐ近くです。縁を感じますね)の校長でした。もしかしたら、そのときにご自身でも探したのかもしれませんね。
依頼があった林さんのおじさん(父の弟【林進氏】)は、それから、公園内にあるたくさんのくすのきの中から『元祖くすのき』を探しあて(決め手はやっぱりおじぎしてるところでしょうか?)、特殊ワイヤーでプレートを固定されたようです。それも無償で!
特殊ワイヤーは、らせん状になっているので、幹が太くなれば伸びていくようになっています。普通のワイヤーだと、生長とともに、ワイヤーが食い込んでしまうので、樹木にダメージを与えますね。ここにも、元祖くすのきへの愛着がうかがえます。
思えば、昨年9月、地域の人から「南港のくすのきが切られたらしい」という(結果的にガセでしたが、)情報を確かめるために私(伊藤)が探しに行きました。私は、教頭先生の脇机に大切に保管されていた、数枚の写真を手掛かりに広い公園内を探しまくりました。
決め手はプレートでした。プレートがなかったら、分かりませんでした。林さん、本当にありがとうございます。プレートが、『元祖くすのき』と現中津小の子どもたちを結びつけてくれたんですね。感謝、感謝です。
余談ですが、林さんのお父様(林儀吉氏:植儀造園4代目社長)は、中津小学校の創立記念日(4月24日)と誕生日が同じだそうです。これも、運命めいたものを感じますね。