1週間に渡ってゲストティーチャー山本一郎先生に来ていただきました。今日は最終日6年生でした。運動量がかなり多かっただけでなく、いろんなお話(コツ)もしていただきました。以下、山本先生のお話です。
うまく跳ぶためのキーワードは3つ
(1)ゆっくりとぶ
(2)忍者になって「音を消す」(足音をたてない、うすい氷の上を跳ぶ感じ)
(3)グリップをできるだけ端を持ち、柔らかく握る
オリンピックの体操選手は、とても美しい(ビューティフル)ですね。体操だけでなく、あらゆる運動の共通する運動感覚は
(1)リズム(2)バランス(3)タイミングです。
なわとびは、この3つの運動感覚が鍛えられるのです。ボクシングの選手もなわとびをしているでしょう。
運動の原点は、「まねっこ」です。正しいフォームをイメージして練習してください。1回できても、またできなくなることがあります。神経系統が微妙につながってないのですね。でも、いいイメージをもって、コツをつかんで練習してください、するとまたできるようになります。
2重跳びの壁は2つあります。
1つ目は、2回、回すことです。力を入れるとダメです。しなやかに手首を使ってください。2つ目はジャンプすることです。音を立てずにやわらかいじゅうたんの上に下りる(落下傘で着地する)感覚で、「省エネ」を心掛けて。
2重跳びは100分の1秒が勝負です。
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山本先生、1週間どうもありがとうございました。
(1枚目動画)6-1
(2枚目動画)山本先生の「真空とび」いわゆる「かえし跳び」です。このスローモーションを研究して、できるようになってくださいね。
(3〜5枚目)6-2