昨日、元マラソン日本代表の原裕美子さんが阿武山学園に来て下さり、ランニング講座と講演会をして下さりました。

原さんは2005年名古屋国際女子マラソン、2007年大阪国際女子マラソンで優勝されました。
しかし、その輝きの裏では、プレッシャーや過度の体重制限からの摂食障害、そして窃盗症。7度の万引きによる逮捕を経験されています。

今回は、ご自身の経験された「原裕美子の山あり、谷ありの人生」について子どもたちに伝えに来て下さりました。


第一部のランニング講座では、楽に速く走るコツを教えてくださり、最後にはリレーを行いました。リレーは大盛り上がりとなり、アンコールの2回目が行われるほどのものとなりました。

第二部の講演会では、選手としての輝きとその裏での絶望をありのままに子どもたちにお話しして下さりました。

「頼ることも勇気がいるけど、助けてほしいと言おう」
子どもたちにとって、頼られる大人、先生になることが多くの子どもたちの支えになるのだなと実感しました。

この講演で感じたことを日々の生活に生かしていけるよう子どもたちと毎日を過ごしていきたいと思います。