2回目のコグトレ週間。今回は「最初とポン」と「あいう算」。
- 公開日
- 2015/12/15
- 更新日
- 2015/12/15
お知らせ
弘済小・中学校分校では、12月10日(木)〜終業式の12月25日(金)まで2回目の「コグトレ週間」を全児童・生徒で始めています。
しかも、本格的にコグトレや朝学習を行うために、朝の10分早めに生徒を登校させる体制を決め、学校全体で取り組んでいます。
「コグトレ」とは宮口幸治医学博士が始められた「認知機能強化のトレーニング」のことです。宮口先生のアドバイスから今回は、「最初とポン」と「あいう算」の2つに絞りました。
「最初とポン」は、短い文を聞き、動物の名前が出てきたら手を叩きます。短い文を聞きおえた後、文の初めの言葉を書くというトレーニングです。
「あいう算」は、1ケタと1ケタの計算の答えの数とプリントに書かれている数字が一致するところに、記号「あいう」を書くトレーニングです。
どちらもシンプルな作業に思われますが、立派なトレーニングです。
人の話を聞いて、理解して、実際行う。当たり前のことと思われるかもしれませんが、宮口先生はこれらの認知能力が極端に低い子ほど、日常生活や学校生活で相当の苦労を強いられ、挫折を味わい続けてきたのではないかという気付き、このコグトレを開発したと著書で説明しています。
子どもたちは、苦戦して取り組んでいますが、あるこどもは2週間も続けるとできるようになりましたので、続けることが本当に大事だと思っています。