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1学期の終業式

公開日
2022/07/19
更新日
2022/07/19

R6お知らせ

1学期の終業式をTeamsで行いました。お話の内容を紹介します。

 おはようございます。少し暑いですが、しっかりと話を聞いてください。
4月8日にスタートした1学期も今日で終了します。今日まで授業日数は68日を数えました。みなさんの68日間はどうだったでしょうか。
みなさんは今日、通知票をもらいます。 そこには1学期の学習について成績という形で、みなさんの頑張りについて特別活動の記録と先生方の所見という形で記載されています。でも通知票だけに表せない一人ひとりのみなさんの68日があったのだと思います。だから今日の話のテーマは「こころの通知票」にします。

 「こころの通知票」が、もしあったとしてその通知票をだれがつけるのかと言うと それは、先生でも友だちでも親でもない。それは自分自身です。なぜなら前にもお話ししましたが心は人には見えないからです。 まずは、1学期の自分を振り返ってみてください。こころの通知票の付け方の規準を言いますね。

 一つ目は、自分が出来る精一杯のことを一生懸命やって、自分に恥ずかしくない毎日を送ることができたかどうかということです。6月に凡事徹底、「あたりまえ10か条」について話をしました。授業は真剣に受けることができましたか。 清掃や給食準備は協力して毎日できましたか。係や委員会の仕事に真剣に取り組みましたか。服装はきちんとしていましたか。時間を守ることができましたか。

 二つ目は、仲間を大切にして人の気持ちを考えることができたかどうかです。 自分だけ楽しければいい、人の気持ちは関係ないなんて思っていませんでしたか。不満があれば友だちや先生にすぐに「とげのある言葉」をぶつけたりしませんでしたか。授業を妨害したり物を壊したりしている人を見ても知らんふりをしたり、反対に楽しんだり、はやしたてたりしていませんでしたか。 もし「こころの通知票」があったらみなさんは自分の1学期に5をつけますか。それとも3ですか。1がついてしまう人はいませんか。

 みなさんは、1学期の間、変わることができましたか?校長先生から見ていても、良い意味で変わることができた人も多くいたと思います。反面、授業で落ち着かない状況が出て、悪い意味で変化してしまった人もいたような気がします。心ない発言や暴言などで、授業妨害をしたり人の心を傷つけた人はいませんでしたか?
もしそんなことがあれば、大変残念なことです。 でも授業や勉強を頑張って成績をあげることができるように、ちょっと心がけを変えて『自分に厳しく、人には優しく』するだけで、「こころの成績」も変わってくるのではないでしょうか。

 明日から37日間の長い夏休みに入ります。授業はないけれど、みなさんの心と体と頭脳の成長は止まるわけではありません。
ランニングなどで体を鍛える、勉強に懸命に取り組んで頭を鍛える。でもそれだけでなく、夏休みにしかできないことや体験をたくさんして、『心』も鍛えてください。
1学期に変わりきれなかった人も2学期に向けて変わる準備を整えて9月に全員が元気に登校することを期待しています。命が一番です。命はどこにも売ってません.また、一つしかありません。安全に、充実した夏休みを送ってください。