命と平和を考える週間
- 公開日
- 2017/06/29
- 更新日
- 2017/06/29
H29 お知らせ
戦争の体験を聞く会は、今年で12年目を迎えました。小林さんは84歳、藤原さんは72歳になられ今年も空襲で大けがをされたときの様子、どんなふうに助かったか、その後の不自由な体で生きてきた様々な体験を紙芝居の形で話してくださいました。大けがをされた直後、12歳と0歳のお二人を助けたのはいずれも偶然に通りがかった人でした。戦争という極限状態の中でも、人間性を失わず他の人のために行動する人が少なからずいたという話。逆に体の不自由な藤原さんに心無い言葉をかける人もいたという話。両方の話から、どんな状況であっても人間性を持ち続けなければならないと感じました。
そして、戦争に負けず不自由なからだでつらい状況下でも72年間生きてこられたお二人が、今日も3時間近く子どもたちの前で気持ちをこめて話してくださったことは、人間性を持ち続けた方の証しだという気がしました。毎年多くのことを学ぶ1週間です。最後に「戦争は知らない」という曲を子どもたち、お二人も一緒に歌いました。