5年生 割烹教室 その1
- 公開日
- 2023/11/09
- 更新日
- 2023/11/09
できごと
5年生は、月曜日に割烹料理『西心斎橋ゆうの』のお店の皆様にお越しいただき、関西で作り上げられた「だし」の食文化について教えていただいたり、実際にだしを使った料理を味わわせていただいたりしました。前の晩から昆布を水につけてゆっくりとうま味を出し、かつおぶしを加えて作る一番だし、大阪で栽培された菊菜や水菜、しめじ、柿を使ったおひたし、かぶらのお吸い物、吉野くずでとろみをつけた蓮根まんじゅうのあんかけをいただきました。一番だしは、まだ塩やしょうゆなどで味付けをしていないそのままを味わい、だしのうま味とはどのようなものなのかを感じることができました。おひたしは、大阪産の農産物について学び、旬の食材についても知ることができました。お吸い物は、季節のかぶらとかぶらの茎が使われ、食材を無駄なく使い切る「始末の料理」の精神を教えていただきました。また、お椀の蓋を開けた時にだしだけでなくゆずの香りも広がり、今の季節を感じることができるようにともみじの形に切られたにんじんも入っていました。蓮根まんじゅうは、まんじゅうの柔らかさだけでなく、食感を残すように蓮根の切り方も考えられており、あんの中には鮮やかな黄色の菊の花が使われていました。