『校長先生のお話』感想文集完成!
- 公開日
- 2025/03/17
- 更新日
- 2025/03/17
お知らせ
6年生には卒業式前日に配りました
在校生には修了式前日に配ります
はじめに
朝礼・朝会で校長先生が、子どもたちに話をします。「校長講話」はいつの時代もどこの学校でも延々続いてきました。今もずっと。
一方で、自分自身の経験から、校長先生の話は、「長い」「意味不明」「覚えてない」「早く終わってほしい」・・・といつも思っていました。
いざ自分が校長になって、「校長先生のお話」について、自分事として考えてみました。
何を話すのか。何のために話すのか。子どもたちに伝わっているのか。子どもたちはどう思っているのか。そこで、「校長先生のお話」を双方向の「授業」だととらえて考えついたのが、「校長先生のお話メモ」でした。
担任の先生にお願いして、児童朝会の後、5〜10分を「校長先生のお話メモ」を書く時間にしてもらいました。月曜日の朝の忙しい時間ながら、それは習慣となりました。
「なんのおはなしですか(題名)」「どんなおはなしですか(要約)」「どうおもいましたか(感想)」をB6サイズのワークシートに書きます。それを日直さんが校長室に届けに来ます。全員分に目を通して、ハナマルをつけて、時にコメントを入れて、「しっかりかけた文章」「キラリと光る文章」を選んで、「校長通信」にまとめて発行します。それを繰り返してきました。
それをまとめて、『「校長先生のお話」感想文集』を作りました。
記憶は消えても記録は残る。
その時、その時、どんな話を聴いて、自分はどう感じ、何を思い、何を考えたのか。同じ話を聞いても、他の人たちはどうだったのか。
それを何年か後に読み返して、どう思うのか。
そんな記録をここに残します。