児童のみなさんへ
- 公開日
- 2020/05/08
- 更新日
- 2020/05/08
お知らせ
児童のみなさん
おはようございます。校長先生です。
5月11日からの臨時休業が延長され、5月31日までとなりました。みなさんは、おうちや寮での学習をがんばってくれていると思います。これからも、がんばってください。しかし、来週から、少しの人数ずつ学校に登校してもらうことになりました。新型コロナウィルス感染を予防するために、全員いっしょに来てもらうことができませんが、少しずつ学校にきてください。くわしいことは、学校のホームページやおうちの人や寮の先生へのメールでお知らせします。
さて、昨日の世界一古いクイズの答えはわかったでしょうか。
答えは「学校」です。
学校に入る前、人は目を閉じている。
「何も見えていない」「何も分からない」状態。
学校を出るとき、人は目を開けている。
「ものの見方がわかった」「見えるものが増えた」状態。
知識は力。
学ぶことは強くなること。
知ることは世界を広げること。
というわけです。
この問題は、古代シュメールくさび形文字を、1960年にエドゥムンド.I.ゴードンという学者が論文で発表したものです。
古代シュメールくさび形文字というのは、今から5200年ほど前にシュメール人によって発明された文字です。
https://tse1.mm.bing.net/th/id/OIP.4IqAI2ElA6Y9RGiwJReyXwHaE8?w=219&h=160&c=7&o=5&pid=1.7
こんなに昔から「学校」というものがあり、その場所で学んでいた人々がいたのかと考えるとロマンを感じませんか。「学校」が学びの場所であり、数多くの先人が世界を広げてきたという事実はすばらしいものです。そうした「学校」にみなさんは今来ることができないでいる。これは、人類にとって大問題です。
みなさんが、「学校」に来て学ぶことは、人間の歴史にかかわってすばらしいことだ思います。来週から始まる登校日には、そうした歴史も感じながら来てもらえるとうれしいです。みなさんと会えるのを楽しみにしています。
今日の問題です。なぞなぞです。ようく考えてください。
世の中には、表と裏が同時に見られる不思議なものがあるという。それはいったい何?
ではまた次回。