鍋でもご飯は炊けるのです 〜5年生調理実習〜
- 公開日
- 2018/12/10
- 更新日
- 2018/12/10
お知らせ
12月6日(水)
今日は2度目の調理実習。
メニューは「ごはん」と「みそ汁」
和食の基礎ともいえるこのメニュー。
お米をといで、水を入れて、スイッチを「ピっ!」
家ではそんな流れで炊飯器が炊いてくれますが、今回の実習では鍋でご飯を炊きます。
中の見える半透明のお鍋にといだ米と水を入れます。
そして、点火。
米からご飯になっていく様子をじ〜〜〜っと観察している人もいました。
沸騰し、米が鍋の中で踊ります。
だんだん水気が飛んでいき、米が膨らみ、ご飯になっていきます。
難しいのは火加減。
ちょっと強いと焦げてしまい、ちょっと弱すぎると芯が残ってしまう。
どの班も火加減に最大の注意を払っていました。
そして、味噌汁。
今回はだしからとります。
だしは「煮干し」
頭とはらわたをとり水をだしに変えていきます。
みんなでわいわい具を切り、味噌を溶いて出来上がりです。
ご飯は芯の残った班はありませんでした。
育てるように炊いていたご飯です。
でも、少し焦げた班がありました。
炊飯器ではありえないお焦げ。
見るのも初めての人がいました。
一見失敗のように思うお焦げも食べてみると
「おいし〜!」
これも鍋で炊くご飯でしか味わうことができません。
そして、味噌汁。
「良い出汁出てるわぁ」
「出汁を感じる」
そんな会話がたくさん聞かれました。
みんなで作る調理実習。
片付けも手際よくしました。
楽しくおいしく作ってみんながつながる。
新しい知識と技術を手に入れた5年生です。