鶴に願いを込めて 〜4年生〜
- 公開日
- 2019/01/11
- 更新日
- 2019/01/11
お知らせ
1月10日(木)
鶴を折る。
ことを目的にせず、
平和について考える
ことを目的にして活動はスタートしました。
最初の一枚目は一人ずつに渡しました。
鶴作りの一歩目の一枚目に自分の名前と『平和をつくるために自分がすること』を折り紙の裏に忍ばせました。
一折り一折り、願いを込めて折っていきます。
教室は静まり返っています。
この中には鶴の折り方が分からない人もいます。
それでも一枚目はシーンとしています。
(どうしているのだろう)
と見てみると、折り方が分かる人の手元をじっと見て、同じように作ろうとしています。
それでも困ったときは本当に小さな声で
「次、どう折るの?」
と聞いています。
おしゃべりをしながら楽しく折る空気はありません。
まるで、声を出すことで何かを壊すのではないかという雰囲気でした。
一羽目が折り終わると大きく息を吐き出していました。
そして、
「これ、たくさん作るのできるかなぁ…」
と不安そうに言う人がいました。
すると、
「大丈夫。自分のペースでいいよ。足りないぶんは私が折るから。」
そんな声が鶴を折るのが得意な人から自然にかかります。
時間が経っていくと、『苦手』と不安だった人も成長していきます。
「すごい!きれいになってきたやん!」
友だちに言われてうれしそうです。
こんな学びも平和を創る大切なつながりです。