学校日記

「ほんもの」との出逢い 〜4・5・6年生夢授業〜

公開日
2019/01/21
更新日
2019/01/21

お知らせ

1月18日(金)
 今日の5・6時間目は『夢授業』! 4・5・6年生がただ講堂へ集まりました。
 『夢授業』とは、大阪出身のオリンピアン(オリンピックに出場された方)やプロスポーツチーム、プロアスリートの方がゲストティーチャーとして学校へきて授業してくれるまさに『夢』の授業です。
 今回のゲストティーチャーは「岩城ハルミ」さん。
 バロセロナオリンピックにバトミントンで出場された方です。
 初めて会ったときからみんなの目はキラキラしていました。

 5時間目。始まってすぐ、岩城さんが「バトミントンってこんな種目だよ」とコートに入り、スマッシュを見せてくれました。
 シャトルの動く速さに
「お〜〜〜〜〜〜!!!」
 さらに目はキラキラ。

 そして、お話を聞きました。「トップレベルになっていくと誰もが厳しい練習をしている。ただそれをこなしているだけでは同じレベルアップしかできない。だから、自分で「あとどれぐらいできる」かを考えて普段の練習にプラスしていく」

 という話。

「実は、小学校の時はたこ焼き屋さんにあこがれた。めっちゃ早くたこ焼きをひっくり返すのにあこがれて何度も練習した。それと、歌手になりたかった。みんなの前で緊張するけど、聞いてもらうのがとても好きだった。たこ焼きをひっくり返すことでもしかしたら、リストが鍛えられてオリンピックに出れたかもしれない。(笑)どんなことでも一生懸命していれば必ず未来につながる」「怪我によって選手生命が断たれた時に「マネージャーならできる」と思ってマネージャーとして関わり、その時、選手とは違う目線でかかわったバトミントンがキセキのカムバックをした後に役に立った。」

 そんな話の一つ一つが心に響きました。

 そして、質問タイム。
 たくさんの「キラキラした目」が岩城さんに向きます。 たくさんの質問がありました。
 最後、校長室で岩城さんとお話をしていた時にも言っておられました。
「たくさん質問してくれてうれしかったです。」
 こんな機会はもうない。
 とその時間を大切にしようと思っている人がたくさんいました。

 そして、6時間目に入る前の休み時間。 運動委員会が中心となって準備をしました。 その様子を見て、ほかのみんなも≪何かしたいなぁ≫と思って、岩城さんと一緒に来てくださっていた成平さんに
「何か手伝いましょうか?」
 と声をかけていました。成平さんも驚いていました。
「なかなかあんな風に声をかけてくれるのって難しいですよね。でも、出逢いを大切にしようとしてくれているのがわかってうれしかったです」

 【ほんもの】の方も驚くみんなの動き。
 実技も盛り上がりました。 みんなでバトミントンに取り組みました。 初めてラケットを持った人も、これまでやってきたことがある人も。
 岩城さんからポイントを取って驚かれている人もいました。
 とても充実した「たからもの」の時間になりました。