伝えよう! 1.17
- 公開日
- 2018/01/17
- 更新日
- 2018/01/17
学校日記
今日は1月17日。
今から23前の1月17日午前5時46分、阪神淡路大震災が発生しました。私(校長)は当時大阪市内に住んでいたのですが、大阪市内でも結構揺れました。勤務していた港区の小学校では、講堂の窓ガラスが落ちて床に割れていました。それぐらい激しい揺れだったのです。死者は6432人。ほとんどが「圧死」(家具やタンスや冷蔵庫、天井や建物の壁などの下敷きになってなくなられた方がほとんどだったそうです。火災も起きて多くの場所が焼け野原となりました。地震で道路が割れたり、倒れたビルや自動車が道をふさいでいたりしたため、消防車が入れなかったということもあったようです。
西淀川区のこのあたりでも、液状化現象が起きるなど、大きな被害を受けました。
そして今から7年前の3月11日、東日本大震災が起きました。こちらは、津波の恐ろしさを思い知らされた震災でした。
この二つの大きな震災よりももっと巨大な地震「南海トラフ巨大地震」が30年以内に70%の割合で発生すると言われています。海底が震源地となり巨大津波も来ると言われています。
あれから23年。その記憶が風化しつつあります。
天災は忘れたころにやってくる。未来に生きる次の世代に、しっかり伝えていきましょう。
もしもの時に備えて、「自分がする事は何か」「家族との待ち合わせ場所、避難場所はどこに決めておくか」など、家族でよく話し合っておきましょう。そしてしっかり覚えておいて、備えましょう。