講堂で終業式を行いました。
校長講話の後、担当から冬休みのくらしについての話をしました。
最後に全員で校歌を歌いました。

校長講話の内容は次の通り。
「８月から始まった長い２学期が今日で終わります。
　10月になるまでは、コロナウイルスの感染症が全国で広まり、みなさんもいろいろなことで我慢をしなければいけませんでした。
　２学期の後半になって、ようやくコロナも収まり、親子ドッジボール大会や交流遊びなど、いろいろなことができるようになりました。
　いろいろなことがありましたが、どんな２学期になりましたか。
　毎日の学校生活の中で、勉強や運動をがんばることができましたか。
　また、クラスや学校の仕事なども、がんばることができましたか。
　掃除やあいさつはしっかりできましたか。
　友達に優しくしたり、仲良く遊んだりすることができましたか。
　１年生は、１学期にくらべて、給食当番や掃除などの仕事を、自分たちの力でいろいろなことができるようになりました。
　２年生は、みんなで協力して手作りゲームのお店屋さんをしました。
　３年生は、図書室で本を読んだ後、図書室の本棚の整理をしていました。
　みんなで力を合わせると、本棚の本がとてもきれいに並びました。
　４年生は、社会見学に行きました。
　電車の中でのすごし方のマナーがよく、とても静かでした。
　電車が駅にとまったとき、お母さんと小さな子どもの親子が乗ってくると、誰に言われることもなく「どうぞ」といって席をゆずっていた子がいました。
　自然に周りに気配りや気づかいができるのですね。
　夏休み中、５年生が林間指導で登山をしました。
　休憩する場所に先に着いた人が、遅れている人に「がんばれー」「もう少しー」と励ましている姿を見て、とてもいいなと思いました。
　先生も元気になりました。
　６年生は、ふだんから低学年の人たちにとてもやさしく接してくれていますね。
　修学旅行でも、旅館の方から「ありがとう」がきちんと言える、とても礼儀正しい子たちですね、とすごくほめていただきました。
　このように、２学期には、みなさんが力を合わせてがんばる姿や、友だちにやさしく声をかける姿がたくさん見ることができました。
　そういったがんばりを１つ１つ積み重ねて、今日の皆さんがあります。
　２学期の歌島小学校は、皆さんの助け合いや優しさがあふれる、素敵な学校になりました。
　２学期のがんばりに自信をもって、３学期、また次の目標に向かって努力してください。

　さて、明日からは今までよりも少し長い18日間の冬休みに入ります。
　冬休みの楽しい思い出を作るため、校長先生が２つの宿題を出します。
　１つ目、「新年の目標を立てよう」
　新しい年を迎えて、新しい気持ちで１年間の目標を決め、目標に向かって１年間取り組んでください。
　２つ目、「体を大切にしよう」
　この冬休みは「事故なし、ゲガなし、病気なし」の３つの「なし」を全員が達成してください。
　また、今年はコロナに負けないように、うがい、手洗い、空気の入れ替え、引き続きしっかりしてくださいね。
　そして、３学期始業式には、一人一人が新しい年の希望や目標をしっかりと持って、元気に登校してほしいと思います。
　それでは、みなさん、どうぞよい年を迎えてください。」