児童朝会 〜3月14日〜
- 公開日
- 2022/03/14
- 更新日
- 2022/03/14
♪歌島小日記♪
今年度最後の児童朝会での、校長講話の内容は次の通り。
「みなさん、おはようございます。
今の5年生の人たちが産まれたばかりのころ、2011年3月11日、東北地方や関東地方を中心に、東日本大震災というとても大きな地震が起きました。
遠く離れた大阪でも揺れを感じました。
この地震によって、信じられないことが起きました。
大きな地震のゆれの後、海の水も大きく揺れて、津波が発生しました。
この地震と津波で、およそ1万8000人の人がなくなりました。
また、多くの小学生の命も失われました。
そんな中、岩手県の海の近くにある釜石小学校では、地震が起こった時間にほとんどの子どもが下校していました。
でも、子ども全員が津波から生き残ることができました。
なぜでしょう。
それは学校で習っていたことを、みんなが守ることができたからです。
普段から釜石市の小・中学校では、
『津波が来るときには、お家の人や先生がいなくても、自分で考えて、1秒でも早く、高いところへ逃げるんだよ。』
と習ってきました。
そして、それを全員の子どもたちが守ることができたのです。
地震が起きるのは学校だけではありません。
家で寝ているときや、外出中に地震が起こることがあります。
日頃から、いざという時に自分の命を自分でしっかりと守ることができるように、地震や津波が起こった時にどうすればよいのか考えてほしいと思います。
最後に、実際に東日本大震災の地震と津波を経験した、当時小学5年生だった人の作文を紹介します。
(内容省略)
恐ろしい地震と津波のせいで命を奪われ、もっと勉強をしたかったのにできなかった子どもたち、もっと友だちと遊びたかったのに遊べなかった子どもたちがたくさんいます。
また、東北地方には、震災から10年経った今も、自分の家に帰れない人、自分のふるさとを離れて違う土地で生活している人、まだまだ東日本大震災で苦しんでいる人、困っている人はたくさんいます。
私たちは今、勉強したいと思えばいつでも勉強できる教室があります。
また、分からないところがあればすぐに教えてくれる優しい先生や、一緒になって悩んでくれる友だちがいます。
みなさんにとって、「当たり前」のことかもしれませんが、この『当たり前』が実は『幸せ』なんだということを忘れないで、一日一日を大切にすごしてほしいと思います。」
最後に、担当者から今月の目標についての話をして、児童朝会を終えました。