SPSコラム 〜 自分ができることは何だろう?
- 公開日
- 2018/02/06
- 更新日
- 2018/02/06
Safety Promotion School
先日、他校の5年生の社会科の授業を参観する機会がありました。
テーマは、「自然災害とともに生きるには、何が大切なのだろう」でした。
公助・共助・自助
どれが一番重要なのだろう、と考えていました。
様々な意見が出る中で、
与えられた資料。
阪神・淡路大震災で生き埋めになった人は誰に助けられたのか?
という資料では、
自力35%、家族32%、友人・隣人28%通行人3%(公助・共助)
救助隊2%(公助)
でした。
ほとんどの人は、自助、共助によって助かっています。
公的な機関によって助けられた人はたった2%。
だから、公助は必要ない?
いえ、そういうことではありません。
公助だからこそ助かる命があります。
公助だけにたよらず、自分たちにできることを考え、
家族や地域の人たちと協力することが大切であるというまとめでした。
この学習を終えて、
児童は今日、自分ができることを考えていました。
さて、みなさんは今日、災害に備えて何をしますか?