7月6日(月) 全校朝会 『三方よし』
- 公開日
- 2020/07/06
- 更新日
- 2020/07/06
校長先生より
昔、近江商人と呼ばれる方々が商い(あきない)をするときに大切にしていた考えを表す言葉として、『三方よし(さんぼうよし)』という言葉があります。
『売り手によし、買い手によし、世間によし』です。モノを売る人が得するだけじゃなく、買う人にも得をしてもらう、さらには、社会全体にとって得になるようにすることが大切だという考えです。
この考え方は、学校で過ごす私たちにも当てはまります。委員会や学級での活動をするとき、自分にとっていいこと、相手にとっていいこと、学校全体にとっていいこと。この3つをかなえることが大切です。
たとえば、委員会活動で清掃活動を頑張ると、委員さんはがんばったぞっていう充実した気持ちになる。きれいになった場所を使えた人たちは、気持ちよく使えていい気分になる。学校中がきれいになるから過ごしている誰もが気持ちよく過ごせる。
自分がハッピーになる。相手もハッピーになれるようにする。そして、さらに、自分も相手もハッピーになれることを通じて、学校中のみんながハッピーになれるようにするのです。
今日は、『三方よし』という言葉から、私たちが大切にしたい考え方のお話をしました。