学校日記

12/7 全校朝会

公開日
2020/12/07
更新日
2020/12/07

校長先生より

理解してから 理解してもらう

自分の気持ちをわかってほしい。自分の言い分をきちんと聞いてほしい。誰でもそんなふうに思いますよね。特にトラブルになったり、困ってしまったときはなおのことです。

誰でもそう思うのなら、相手の気持ちをいつわかればいいのでしょう。

自分のことを知ってもらいたい人同士が話し合いをしたときに、自分の方を先にわかってほしいと互いにゆずらなければ、話し合いは前に進まないですね。

校長先生がずっと心掛けていることは、『理解してから、理解してもらう(相手をわかってから、自分をわかってもらう)』ということです。

相手のことをきちんと理解しようとすることが、自分のことを理解してもらうことにつながるということです。

理解するためには、次のことをするのです。
・相手の話を最後まで、丁寧に、ゆっくりと聞くこと
・聞いた話をもとに、相手がどんな状況になっているのか、考えてみること
・相手はどんな気持ちになのだろうと、想像力をふくらませて深く考えること

考えたことをもとにまたじっくり話せば、どんどん相手の気持ちに近づいていけます。相手の気持ちに近づいていければ、相手も自分の気持ちをわかろうとしてくれるます。時間がかかる時もありますが、丁寧に、時間をかけて、じっくりと話を聞いて、理解していくのです。

みんながそんなふうに考えることできれば、西三国小学校のみんなが、お互いの気持ちをきちんと分かりあえるようになると思います。

理解してから、理解してもらう。みんなの気持ちの中に大切に持っていてほしい言葉です。