今年度本校では社会科と生活科を研究教科として授業研究を行っています。本日２年生のクラスで生活科の研究授業を行い、大阪市教育委員会の先生方と本校全教職員で授業を参観し、その後その授業について研究討議会を行いました。
　今日の授業は子どもたちが廃品を利用して作った手作りおもちゃを、１年生を招待して遊んでもらうのに、どんな工夫をすればいいかをクラスみんなで考える授業です。「ゴムロケット」「とことこ車」「ころころころん」「ぴょんコップ」「ヨットカー」「かざわ」の６つのおもちゃで遊ぶコーナーを担当するグループがあり、それぞれが他のグループのコーナーへ行き、実際に遊んでみて、もっと１年生が楽しめるようにアドバイスをしました。
　「テープを長くすればよい」「１年生にわかるようにかんたんな遊び方にしたほうが良い」など、的確なアドバイスがたくさんありました。アドバイスをもとにしてグループで話し合ったり、話し合ったことを発表したりして、子どもたちが学習に主体的に参加し、それぞれが対話をし、学びを深めていく授業となりました。
　授業後は参観をした教員でグループ討議をし、授業の良かったところや改善点を話し合い、今後の授業づくりに生かしていける討議になりました。教育委員会の指導主事の先生からは、生活科はいろいろな教科の力等が生かされる教科であり、子どもが活動を通しての気づきが大切で、その気づきの質を高める授業づくりについての助言をいただきました。
　授業研究を通して教員の授業力アップを図り、子どもたちの学力向上につなげていきたいと思います。