４年生の学級で社会科の研究授業を行いました。本校は今年度は大阪市総合教育センターのスクールアドバイザーの先生に助言をいただきながら、社会科の授業について研究を進めています。今日の授業もすべての教職員が参観をして、授業後には検討会を行いました。

　授業の内容は、「淀川をつくりかえた人々」という単元の最初の授業で、昔と今の淀川の川筋が違うことに気づき淀川のつくりかえに関心をもつという学習です。１２０年前の淀川の地図と現在の淀川の地図などの資料からどんな違いがあるのか、どうして違っているのかなどを、まず自分で考え、次にグループで話し合い、全体に発表していきました。いろいろな観点からの意見がたくさん出て、活発な意見交流となりました。そして、これから調べていきたいことを出し合い、学習計画を立てました。

　授業後の教職員での討議会もグループ討議と全体交流を行い、成果と課題について協議していきました。助言者の先生からは、単元はじめの授業では、子ども自身が学習問題が作れるように具体的な授業の進め方についてアドバイスをいただきました。

　今後も教職員の授業力向上に努め、子どもたちの学習意欲と学力の向上を目指して取り組んでいきたいと思います。