学校日記

5年3組 公開研究授業・国語「大造じいさんとガン」(2)

公開日
2019/12/04
更新日
2019/12/04

お知らせ

 公開研究授業後には、お越しくださった先生方も交えて今回の授業についての討議会を行いました。まずは宮原小学校の研究のこれまでの経過や、今年度の研究テーマについてお話をしました。また、授業者から今日の授業までの取り組みや授業を終えての感想など、研究授業のふりかえりをしました。「授業のねらいをしぼる焦点化」、「児童の理解や思考を深める支援となる視覚化」、「友達と交流し深い学びへの手立てとなる共有化」といったユニバーサル・デザインの3つの視点から、どのように授業を展開することができたかについてお話をしました。
 討議会に続けて、講師としてお招きした神戸常盤大学の山下敦子先生に、「インクルーシブ教育における国語科の指導」というテーマで講演をしていただきました。「今の子ども達は100歳まで人生があるそうです。長い人生で、学び続ける力がとても大切になります。」といったお話や、「学びのためには国語の学習で養われる思考力や判断力、伝え合う力や言語感覚が必要です。」といったお話をお聞きしました。
 また山下先生から、「これからの学校では、知識や技能を習得することを主目的とした教育から、汎用性の高い資質や能力を育成する教育への転換が求められています。」という貴重なご示唆をいただきました。