学校日記

大阪北部地震から3年

公開日
2021/06/21
更新日
2021/06/21

お知らせ

今から3年前の6月18日に、最大震度6弱を記録した大阪北部地震が起こりました。6人の方が亡くなり、6万棟を超える住宅が被害を受けました。

新庄小学校の地域では、毎日、見守り活動に取り組まれていた、安井 實(やすい みのる)さんが亡くなりました。
6月18日は、安井さんの命日にあたります。学校の子どもたちのことをいつも思っていてくださった、優しい安井さんのことを思い出し、安井さんのご冥福をお祈りするために、21日の児童朝会で、児童の皆さんと一緒に黙とうをささげました。

今日のような暑い日も、雨の日も、寒い日も、また、風の日もはたまた雪の日も、常日頃、朝早くから見守り活動に取り組んでいただいている、見守り隊の方やお家の方、皆さんことを大切に思ってくださっている多くの人のおかげで安全に登校そして、下校ができています。
もちろん、班長さんをはじめ皆さん一人一人が安全に気をつけて登下校していることも校長先生は知っています。

さて、大阪北部地震は朝の7時58分に起こりました。
ちょうど登校が始まろうとしている時刻です。
高槻市では小学校4年生の女児が、あいさつ集会でいつもより早く学校に行く途中に、同じように倒れてきたブロック塀に挟まれて亡くなりました。

地震は、何時どこで起こるかわかりません。
地震にあったらどうしよう、いつもそんなことを考えて歩いているわけにはいきませんが、今日は、時間を見つけて、一度、お家の人とどの様に身を守るといいか、逃げるといいのかを話し合ってください。特に、一人でいるときはどうしたらいいか考えてください。

児童のみなさん、どうでしょう
学校と家の真ん中はどの辺りか知っていますか。
ここにいたら、家に帰ったほうがいいかな。いやぁ、学校に行ったほうが近いかな、進んだほうが、いや、戻ったほうが安全なのかな。その時、その場所で判断しなくてはいけない時が来るかもわかりません。
お家の人は、この時間は家にいるのかな。
決められた通学路を通らなければいけないのは、どうしてなのかな。
学校など広い避難場所は安全ですね。近くの安全な場所も知っておいたほうがいいですよね。
今日は、今一度、そのようなことをお家の人と考えてみましょう。

学校の運動場と駅の間の東側のブロック塀は、昨年度改修が行われ、全部取り崩してフェンスになりました。
大阪北部地震の教訓を生かして、より一層安全な学校にしてまいります。

児童のみなさん、いつもお家の方や先生がそばにいるわけではありません。
一人の時もあります。児童のみなさん一人一人の注意や行動で、自分自身の体や命を守れるようにしてください。