（学校長講話　要旨）
　今日で２月が終わり明日から３月です。3学期もあとわずかになりました。先週の週末は少し暖かくなって春を感じることができましたね。今週の木曜日３月３日は「ひな祭り」「桃の節句」といわれています。「桃の節句」は平安時代の貴族が薬草を摘み、健康と厄除けを願う行事が始まりとされています。日本ではそののち「流し雛」が行われるようになっていったそうです。「流し雛」は自分に降りかかるよくないことを代わりにお雛様に引き受けてもらうという意味があるといわれています。それがだんだんお雛様を飾ってお祝いする「ひな祭り」として全国に広まったといわれています。桃には魔除けに力があると考えられていたことも関係があると思われます。大切な子どもたちを守ってほしいという願いが込められているのです。
　いつの時代も子どもたちの安全や健康を第一に考えています。それは今も変わりはありません。先週もお話ししましたがかけがえのない命をみんなで大切にしていかないといけません。