天王寺動物園 開園101年目
- 公開日
- 2016/06/02
- 更新日
- 2016/06/02
お知らせ
大正4年(1915年)に開園した天王寺動物園は今年で101年目を迎えます。
戦中・戦後の廃墟からの復興、生態的展示を採用した「ZOO21計画」など、市民の憩いの場として発展を続けています。
現在は、開園100周年を迎えた昨年に実施した「ナイトZOO」など子どもから大人まで楽しめる動物園としても人気があります。
(100年の歩み)
・大正4年(1915)1月1日「大阪市立動物園」開園
・昭和18年 戦争により市民の安全のためヒグマなど3頭の猛獣を薬殺。園地はサツマイモ、麦畑、菜園となる。
・昭和19年 ライオンやトラ、ヒョウなど10種26頭を処分する。食糧不足により、ゾウ、キリンなどが栄養失調のために死亡する。
・昭和20年 3月13日、大阪大空襲で園内に焼夷弾2000発が落下し、園舎や多くの動物が焼死する。
・昭和25年 ゾウの春子が来園。
・昭和45年 日本万国博覧会を記念してニュージーランド政府よりキーウィが日本で初めて贈られる。
・平成元年 オーストラリアのメルボルン動物園からコアラ3頭が来園。
・平成18年 ホッキョクグマの「ゴーゴ」がロシアのべルミ動物園から来園。
・平成26年 ゾウの春子が老衰により死亡(推定66歳)ホッキョクグマのモモが誕生。
・平成27年(2015)開園100周年
*このたび、天王寺動物園ではこれらのことを写真や文章で詳しくまとめた記念誌「天王寺動物園 100年の足あと」を発刊いたしました。園内の売店で1500部限定(1080円)で販売しています。(新聞報道より)