学校日記

北極海の氷の減少とホッキョクグマ

公開日
2016/06/08
更新日
2016/06/08

お知らせ

 新聞の報道によりますと、北極海の氷の減少が止まらないそうです。北極海の氷は北半球の冷却装置にもなっており、減少により温暖化の原因となっています。
 これは、宇宙からの衛星による観測が可能となった1978年以降、北極海の氷が右肩下がりで減少しており、今年は過去最少面積を記録しそうだということです。大陸上で平均約2500mの氷の厚みのある南極と違って、北極海の氷は1〜2mで溶けやすく温暖化の影響を受けやすくなっているそうです。
 このことは、ホッキョクグマの生息地域を減少させ、ホッキョクグマの減少を招いています。
 深江小学校でも先月の1・2年生の遠足の際に、繁殖のために動物園間で動物を貸し借りする「ブリーディングローン」で天王寺動物園に来た、ホッキョクグマのバフィン(母)とモモ(子)の母子が6月に浜松市立動物園に帰ることになったので、感謝のお手紙を送りましたね。(6月11日に天王寺動物園から浜松市立動物園に移動することになっています。)
 動物園の牧園長から「これもホッキョクグマを守る取り組みなので、天王寺動物園ではさみしくなるけど我慢してね。」とお話がありました。
 これらのことを通じて、温暖化という地球環境の変化と人間の生活や地球上の動物のことを考える良い機会になったと思いますので、みんなでよく考えてみましょう。