林間学習・魚つかみ「アマゴ」か「ヤマメ」か?
- 公開日
- 2018/07/30
- 更新日
- 2018/07/30
お知らせ
今年も7月27日から7月29日まで2泊3日で5年生の林間学習がありました。1日目はみんなが楽しみの「魚つかみ」です。
一昨年、「校長先生、この魚なんですか?」と子どもたちが早速聞いてきました。「とっさにヤマメだと思う。」と答えましたが、確証はありません。そこで、帰校して調べてみました。
広辞苑によると、アマゴは「サケ科のビワマスの幼魚ないし陸封型(海に帰らなかったもの)体側に黒色の斑紋と小朱点がある。西日本の太平洋側の河川の上流に住む。体長20cm」とありました。
次に、ヤマメは「サケ科のサクラマスの幼魚ないし陸封型。黒色の斑紋が並び、小朱点がないところがアマゴと異なる。西南日本では上流域のみに陸封され、東北北海道ではほとんどが降海する。体長20cm。」とありました。
どうやら、朱点があるかないかが、外見上のアマゴとヤマメの判別基準のようです。
そこで、お世話になった「山水館」さんにも聞いてみたら「たまにアマゴも交じっているかも知れませんが、ほとんどがヤマメです。」との答えが返ってきました。子どもたちに「ヤマメ」と答えたのは間違っていなかったのだと安心しました。
次に、生息域の疑問が出てきました。「アマゴは西日本の太平洋側の河川に住む。」とあり、、兵庫県の八チ高原は西日本ですが、分水嶺を越えた八チ高原は日本海側の上流にあたるということにも気が付きました。学校長
(写真上:魚つかみの魚、中:ヤマメ、下:アマゴ)