12月5日(月) 全校朝礼
- 公開日
- 2016/12/05
- 更新日
- 2016/12/05
お知らせ
校長講話(要旨)
おはようございます。
朝礼に遅れてくる児童がいますね。時間は等しく皆さんに与えられています。遅れてくる人は、ちゃんと時間を守っている人を待たせることで、その人の時間を奪っているのです。集合時間はしっかり守りましょう。
今日は、校長先生の大好きなスキージャンプの高梨沙羅さんのお話をしたいと思います。以前から試合後のインタビューでしっかりとした受け答えをしているので注目をしていましたが、今年開幕したワールドカップで開幕2連勝をして通算46勝をしました。これは、男女を通じて世界で2番目の記録です。これで鳥人と言われたアホネン、マリッシュを越えて、ニッカネンに並びました。上にはあと一人しかいません。すごいですねえ。
「どうしてそんなに強いのか」と聞かれた際に、「悔しさがいまの原動力です。支えてくれている人たちへの感謝の気持ちをしっかり形にできるよう頑張っていきたい。」と答えています。この「悔しさ」とは、2014年のソチオリンピックで4位に終わったことだと思います。また、「感謝を形で表したい。」とは、2019年のピョンチャンオリンピックで金メダルを取るということだと思います。
高梨さんはすごいですね。先の先、その先を見ています。
もう一つ驚いたのは、高梨さんは高校に入ってすぐに国の高校卒業程度認定試験に合格していて、高校3年生をせずに飛び級で日本体育大学に入学しているのです。あれだけスキージャンプで大活躍をし、世界を駆け巡っているのにしっかりと勉強もしていたのでした。
入学した際のインタビューでは「スポーツだけでなくもっと学びたい。何か自分が真剣になれるものを見つけたい。」と話していました。スキージャンプであれだけの成績を残しているのに、まだ自分の可能性を追求していることに驚きました。
大学の先生のお話では、ものすごく下の子の面倒をよく見る。お友達とも良い関係である。周りを大事にする人だそうです。本当に偉いですね。これから高梨さんの活躍がテレビで報道されると思いますが、その時には今日のお話を思い出してください。
これまで、皆さんによくお話をしてきましたが、皆さんの可能性は無限大です。何にでもなれます。高梨沙羅さんのように「夢や目標」を持って、一日一日を大切にしてほしいと思います。また、周りの人を大切にして、自分を支えてくれる人に「感謝」しましょう。
そのためには、先生の話を最後までしっかりと聞くようにしましょう。思ったその日から行うことが大切です。今日から始めましょう。