大阪市立美術館
- 公開日
- 2017/12/15
- 更新日
- 2017/12/18
郷土学習
先日、6年生が美術鑑賞で訪れた大阪市立美術館ですが、日本で3番目の美術館として昭和11年に建設されました。落成祈念には第1回帝国美術展(後の日展)が開催されました。建設計画が立てられたのは大正9年で第六代池上大阪市長の時代です。池上市長は大阪市の近代化に向けて、地下鉄や道路、教育、公園、港湾、病院、水道などの今日の大阪市の都市基盤を関一助役(後の第七代大阪市長)とともに造られました。
現在の市立美術館は、国宝・重文を含む約1万3千点を収蔵しており、展覧会や美術振興に寄与しています。用地は住友家より、美術館建設のための用地として寄付されました。
その池上市長の功績を讃えて、天王寺公園内には池上市長の銅像が立てらています。意外と大阪市民に知られていないのですが、深江小学校の児童は美術館見学に際してその説明を受けました。(学校長)