学校日記

5/13 いじめといのちについて考える日

公開日
2024/05/13
更新日
2024/05/13

学校日記

本日の児童朝会で「わたしのいもうと」という絵本を朗読しました。このお話は、みんなとなんか違うというところからいじめに会い、学校に行けなくなり、家から出れず、傷つき孤独の世界に閉じこもっていく・・妹の時間は止まってしまい、ひっそりと命を落とす場面で終わります。
以下講話内容のまとめたものを記載します。図書館などで絵本を見かけましたら一度手に取っていただけばと思います。

 はじまりは、自分とちがうと思って出てしまった言葉だったり、自分が正しいと思って言った言葉だったり、自分にとっては、ささいなことですぐに忘れてしまいそうなことが、だれかの心を傷つけてしまうことがあります。
 そして「いじめ」で受けた心の傷は、脳の一番中にある生きていく命令を出す部分を攻撃していきます。すると生きていく力がだんだん弱くなっていきます。だから、妹もごはんが食べられなくなって、寝れなくなって、死んでしまったのです。

 いじめは、人の心に傷をつけ、そして心を壊します。誰もが決して許してはいけないことなのです。どんな理由であっても、「いじめ」は許されません。
そして、クラスや宝栄小学校の人が悲しんでいる場面に出会った時,見て見ぬふりをするのではなく,心が傷ついている人の力になってあげてほしいです。