9.4 木 8:35 読書タイム 1年生
- 公開日
- 2014/09/04
- 更新日
- 2014/09/04
校長室より
今朝は、一年の教室で絵本の読み聞かせをしました。
ホームページでも以前に紹介した昨年の沖縄慰霊の日に朗読された沖縄県与那国島の当時一年生だった安里 有生さんの詩を、大阪天満の絵本作家長谷川義史さんが絵本にしました。
本屋さんで見つけたので、うれしくなって購入しました。
その絵本「へいわってすてきだね」を読み聞かせしました。
平和や戦争ということについて、まだよくわからない一年生たちですが、自分の生活の中にある平和について考えてもらうきっかけになればいいなと思って、読み聞かせをしました。
さて、どのように伝わったことでしょう。
(再掲)
「へいわってすてきだね」
久部良小 1年 安里 有生
へいわってなにかな。 ぼくは、かんがえたよ。
おともだちとなかよし。 かぞくが、げんき。 えがおであそぶ。
ねこがわらう。 おなかがいっぱい。
やぎがのんびりあるいてる。 けんかしてもすぐなかなおり。
ちょうめいそうがたくさんはえ、よなぐにうまが、ヒヒーンとなく。
みなとには、フェリーがとまっていて、うみには、かめやかじきがおよいでる。
やさしいこころが、にじになる。
へいわっていいね。 へいわってうれしいね。
みんなのこころから、へいわがうまれるんだね。
せんそうは、おそろしい。
「ドドーン、ドカーン」
ばくだんがおちてくるこわいおと。
おなかがすいて、くるしむこども。
かぞくがしんでしまって、なくひとたち。
ああ、ぼくは、へいわなときにうまれてよかったよ。
このへいわが、ずっとつづいてほしい。
へいわなかぞく、へいわながっこう、へいわなよなぐにじま、
へいわなおきなわ、へいわなせかい、
へいわってすてきだね。
これからも、ずっとへいわがつづくように、
ぼくも、できることからがんばるよ。