ICT機器ってこんな風につかえるんです2 〜新任研修〜
- 公開日
- 2018/05/23
- 更新日
- 2018/05/23
お知らせ
●続いて、6年2組の算数の授業です。
単元は、「文字を使って式に表わそう」
具体的な場面について、数量の関係を文字を用いて式で一般的に表し
たり、文字を用いた式から数量の関係を読み取って具体的な場面に表
わしたりすることを通し、式の活用能力を高めることがねらいです。
問題は、
(1) 20 + X= Y (2) 20 − X = Y
(3) 20 × X= Y (4) 20 ÷ X = Y
どんな場面であれば、上のような式が成り立つのか、
その場面を考えてタブレットに書き込んでいきます。
例えば・・・
20円のガムを買いました。次にX円のガムを買うと、
全部でY円になります。
(中学校で学習する2次方程式につながりそうな内容です)
今までの授業なら
子ども達がノートに答えを書いている間に、先生が机間巡視を行い、いろんな解答をしている子ども達に画用紙やホワイトボードを渡し、それを持って前での発表となるのですが・・・
時代はほんとうに進んでいます。
先生の操作一つで、子どもたちがタブレットに書いた解答が電子黒板に映し出されます。その中から(1)の解答、(2)の解答だけを抽出することも簡単、必要に応じて、1人の答えを画面いっぱいに拡大することもできるんです。
おそらく本校の児童や先生方にとっては、当たり前のような授業風景。
でも、多くの学校ではまだまだこうしたICT機器をフルに活用した授業展開は定着していません。
参加した先生方にとってはきっと大きなお土産を持ち帰ることができた研修ではなかったでしょうか。
(学校長)