学校日記

9/17  実習生に聞きました (今までと違う大学生活)

公開日
2021/09/17
更新日
2021/09/17

学校長だより


 教育実習に来ているTさんに「今年どれくらい大学に行きましたか」と聞きました。

 「授業はほとんどがオンラインです。分散登校で数回行っただけです。友人とは1年で数えるほどしか会えていません。ほとんど自宅で過ごしています(1・2回生はほとんど大学生らしいキャンパスライフを送れていないと思います)。と答えてくれました。

 日々、我慢(がまん)を重ねながら頑張っているという印象を受けました。

 「小中学校では、学校へ行って、友だちと会い、直接先生から授業を受けることができるのでいいなあ」 とも言っていました。 因みにTさんは成人式もなかったそうです。

 バイトもできず、友人とコミュニケーションもとれず、そんな中で頑張っている大学生がたくさんいると思います。

 実習も実質あと5日間、子どもたちとしっかりふれあい、将来の夢の実現にむけて頑張ってください。 
 (写真は、保健室での実習のようすです)


 先日、新聞の投書(大学2年生)欄にも、 「入学式が中止、大学生になった実感持てない、授業はずっとon-line、友達づくりができない(on-lineは終われば画面からみんな消える)、キャンパスに行ったことがない、ずっと自宅、今後の就活に不安」 という記事があり、それぞれに様々な悩みやストレスがあることを感じました。 一刻も早いコロナの終息を祈ります。

 今、マスク越しでも、学校というキャンパスで、子どもたちどうしコミュニケーションが取れることは、ありがたいことです。

 でも、児童の皆さんにもしんどいことがあると思います。そんな時は、先生や家族などまわりの大人に相談してください。