9/10 全校朝会1
- 公開日
- 2024/09/10
- 更新日
- 2024/09/10
学校長だより
昨日は猛暑日、今日も暑くなりそうです。
暑さ対策として今日の朝会は「放送」で行いました。
校長先生から「心のバリアフリーとは」について話がありました。
「先日閉幕したパリパラリンピックでは、選手たちが、ハンディキャップを乗り越えて素晴らしい活躍をしていました。まわりもそれを理解し、応援していましたね。
今日は『心のバリアフリー パリで見つけた』という新聞記事を紹介します。パリでボランティアとして選手のサポートを担った方の感想です。
「エレベーターや点字ブロック、ホームドアといったハード面では日本は進んでいます。パリでは点字ブロックが少なく駅でのエレベーターやホームドアの未設置も多いです。
ただ日本にはない「ソフト面でのバリアフリー」を日々痛感しています。
横断歩道で待っていたり、駅で迷っていたりすると、必ず誰かが声をかけてくれます。
『心のバリアフリー』を感じる場面は圧倒的に多いです。」という内容です。
ヨーロッパでは、横断歩道に立つと車はほぼ必ず止まります。Thank you や May i help you をよく耳にします。知らない人にも笑顔を向けます。(こういったことも心のバリアフリーの表れだと、私も行ったときに感じました。)
「心のバリアフリー」とは、みんなが心の中でお互いを思いやることで、どんな人でも安心して過ごせるようにすることをいいます。
何かをうまくできない友だちがいれば、その子を助けたり、優しく声をかけたりすることが「心のバリアフリー」ではないでしょうか。
お互いの違いを尊重し合うことが大切です。
皆さんが楽しく過ごせる学校や社会になるように、「心のバリアフリー」を大事にしてほしいと思います。
(4年生の子どもたちが、良い姿勢で話を聞いています。)