学校日記

3/10 全校朝会1

公開日
2025/03/10
更新日
2025/03/10

学校長だより

 今日も、早く集合整列ができました。
 元気よくあいさつをして、校長先生の話を聞きました。

 初めに、先週、5・6年生が卒業式練習を、1年生が入学式練習を頑張っていること、集団登校で新班長が頑張っていることを褒めてもらいました。

 『今日は「幸せ」について話します。「幸せ」〜漠然とした言葉ですね。
 「今、幸せですか」と聞かれてどう答えますか、まあまあ?とても?あまり?先生方はどうですか?
 幸せの物差しは人によって違いますが、校長先生はとても幸せだと答えます。事実そう思っているからです。

 この時期になると、校長先生は思うことがあります。14年前の明日11日、何があったのでしょう?そう「東日本大震災」です。建物倒壊や大津波の犠牲で多くの尊い命が失われました。家族や住むところをなくした人が多数います。
 卒業を目の前にした当時の6年生も、一瞬して卒業式をなくしました。そのことを想うと、今生きていること、6年生は卒業を祝ってもらえることは幸せなことだと思います。

 身のまわりには「気づかない幸せ」がいっぱいあります。失ってはじめて気付くこともあります。
 毎日学校に来れること、帰る家があること、食事できること、友だちと会い話ができること、些細(ささい)な当たり前のことが、実は幸せなことなんです。

 皆さんには、「幸せに気付く力」「幸せを感じる力」を身に付けてほしい、その力を磨いていってほしいと思います。

 今、皆さんを前に話ができることを、私はとても幸せだと思っています。

 来週、全校児童がそろう今年度最後の朝会となります。
 今週も、感謝と笑顔で過ごしましょう。』