学校日記

お話で世界旅行(お昼の読み聞かせ)【5月27日(月)】

公開日
2024/05/27
更新日
2024/05/27

お知らせ

 今日のお話で世界旅行は、朝鮮の昔話「石をとらえたお役人」というお話でした。
 むかし、絹織物を扱う商人が昼寝をしていると、大事な商品である絹をどっさり盗まれてしまいました。近くにいたのは石でできた仏様だけ。近隣に困ったことは何でも解決してくださるお役人様がいるということで、そのお役人様に相談に行きました。
 お役人様は少し考えると、「その石ぼとけを問いただしてみればよいのだ。早速問いただしてみよう。」と石仏に尋問を始めます。
 そんなことしても何にもならないと思いきや、奇想天外な発想ですっきり事件を解決してしまいます。
 巻末には物語をハングルで説明した解説付きです。
 どこの国でもこうした賢いお役人のお話はあるものですね。最近の人は知らないかもしれませんが、日本でいうと大岡越前が有名でしょうか。
 昔話には楽しいだけでなく教訓や生きる知恵のようなものが含まれていることが大いにありますね。お話を読み切った後(読了後といいます)に何か心の中に残るものがあると思います。感じたことや考えたことが出てくると、本を読むことがさらに楽しくなりますね。