お話で世界旅行(お昼の読み聞かせ)【9月1日(月)】
- 公開日
- 2025/09/01
- 更新日
- 2025/09/01
お知らせ
今日から2学期のお昼の読み聞かせが始まりました。今日のお話は「風の電話」です。
山の頂上に電話線のつながっていない電話がありました。誰が置いたのかは分かりませんが、いつもぴかぴかに磨かれて、大事にされているのがわかります。その不思議な電話に話しかけると「もうあえなくなったひとに、じぶんのおもいをつたえると、かならずそのひとにとどく・・・・・・」と言われているのです。
電話線のつながっていない電話でたくさんの動物達がお話をしました。いつもは一方的に話をするだけですが、ある日のこと、リスのおじいさんが通りかかるとその電話が鳴っているのです。これはどうしたことでしょう……。
このお話は、2011年3月11日に起きた東日本大震災のあとで岩手県大槌町に設置された「風の電話」をモデルに描かれたお話です。切なくて悲しく、それでいて温かみを感じる物語です。
今日は「防災の日」になっています。それに合わせて今日の本を選びました。