学校日記

「探究ウォッチ」を学習してきた3年生

公開日
2015/06/22
更新日
2015/06/22

研究の取り組み

 今の3年生は、2年生の時に「音さがし、音づくり」や「温度調べ」「土だんごづくり」など「探究ウォッチ」の学習を行ってきました。「探究ウォッチ」で、感受する力、かかわる力の育成をめざしてきました。
 先日、「植物の育ちとつくり」の単元でヒマワリの根を観察しました。「根はそうめんみたい。もやしみたい。大根みたい。ミミズみたい。おじいさんのひげみたい。」「土の中の茎には、短いトゲトゲがあった。トゲトゲがあるから、抜けにくくなっているのかな」など多くの気づきが見られました。
 子どもたちから「ほかの植物の根はどうなっているのだろうか」「土からどうやって水分だけを吸い取ることができるのかな。根の中や茎の中はどうなっているのだろうか」といった疑問が出るなど、次の時間につながる問題発見を主体的に行っていました。
 観察後、元通りに土の中に植えたのですが、ヒマワリは枯れてしまいました。その様子を見て、「抜くときに、根を切ってしまったのではないかな。細い根がもっと土の中に広がっているんじゃないかな」などと考える子どもが多くいました。