5年生 非行防止・犯罪被害防止教室
- 公開日
- 2016/02/15
- 更新日
- 2016/02/15
5年生
2月12日(金)
中央少年サポートセンターより2名の指導員にお越しいただき、
「非行防止・犯罪被害防止教室」を実施しました。
「子どもたちが、きまりを守り、犯罪に巻き込まれないように、
自分から入って行かないように」ということをねらいとして実施しました。
警察で数々の少年犯罪に関わった指導員の方からは、
次のような実際のケースをお話しいただきました。
「その子も最初の万引きの時は、ドキドキしていた。
でも見つからなかったから…と万引きを繰り返していくうちに、
悪いことをしている気持がなくなった。
やがて、家にも居づらくなったその子は、家出し、
お金に困って自動車の中にあったお金を盗んでしまい、
ついに警察に逮捕された。」
という話でした。
子どもたちは食い入るように話を聞いていました。
「少しくらいなら…」
「ばれなければ…」
という気持ちは、誰にでも起きる気持ちかもしれません。
しかし、それが積み重なると取り返しのつかないことになり、
人に大きな迷惑をかけ、悲しませることを改めて考えさせられました。
授業を受けた子どもの感想には、
「万引きは絶対にしたらダメ。ちゃんと親のことを思ってやめる。
誘われてもちゃんと断る勇気を持つ。はっきりと断る。
手伝ったり、見張って教えたりすることもダメ。」
とありました。
どの子にも強く心に持ち続けてほしいと願います。