学校日記

心のつながり

公開日
2021/09/13
更新日
2021/09/13

お知らせ

9月6日 児童朝会

 「あいさつ週間」の月曜日。児童朝会で児童会運営委員の代表が「気持ちの良いあいさつや言葉づかいをしよう」と呼びかけがありました。その週、毎朝、当番が玄関であいさつをしてくれていました。登校時はこれまでも多くの人が「おはよう」「おはようございます」とあいさつしています。それが火曜日以降、更に自分からあいさつをしてくれる人が大幅に増えました。特に、お辞儀と一緒に「おはようございます」とはっきり伝えてくれる人がたくさんいて、とても気持ちがよくなりました。教室でも、学校以外でも、気持ちの良いあいさつをしている人が、きっと増えているだろうと思いますし、あいさつ週間が終わった今日からも、続けてほしいと思います。
 もう一つ、気持ちの良くなることがありました。地域の方が学校に来られました。「家の鍵を落としてしまい、探しても見つからなかったので警察に行ったら、届けられていた。名前は明かさなかったけれど大宮西小学校の児童でしたと、警察で教えてもらった。お礼の気持ちを伝えたくて来た。」とのことでした。落とし物を警察に届けてくれた人はもちろん立派です。しかも、名前を告げないのは、持ち主が気を使わなくて済むようにと、相手のことを考えた行動です。とてもやさしい心遣いですね。そして、持ち主さんは、拾ってくれた人の行動がうれしくて、わざわざ学校に出向いてくださいました。拾ってくれた人と持ち主の方は、直接会っていないし名前もわからないけれど、心と心がつながったと思います。何もしていない私もとても気持ちよくなりました。
 実は1学期にも本校の児童が封筒に入ったお金を拾い、封筒の住所を手掛かりにして無事落とし主にお金が戻ったということがありました。この時に届けてくれた人たちも「気持ちだけで十分」とお礼は辞退しました。こんなふうにやさしい人たちがたくさんいると、だれもが気持ちよくなると思います。


9月13日 児童朝会

 先週の児童朝会で「気持ちよくなること」のお話をしました。あいさつや人に親切にすることや、感謝の気持ちを伝えることで人の心と心がつながり、気持ちがいいと感じます。心と心がつながることって、すごいなあと思います。
 旭区の小・中学校では「伝えよう! いのちのつながり」という作文の募集があります。昨年はコロナ禍の影響で募集がなかったのですが、今年は再開されます。募集の案内と原稿用紙をもらったら、積極的に書いてみてください。低中高別のテーマが設けられていますが、家族や友達とのつながりを考えてみるといいでしょう。先週お話したような心と心がつながることは、この作文のテーマにもふさわしいと思います。「いのちのつながり」と「心のつながり」は全く同じではありませんが、あわせて考えていくとよいと思います。特に今は、コロナ禍の影響で、お友達とも体を寄せあったり肩を組んだりせずに、少し離れていなければなりません。そんな時だからこそ「心のつながり」を意識して、心と心の距離を近づけたいものです。